明後日故郷長崎へ引っ越しすることになりました!(^_^)
 
 
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大学進学と同時に上京以来故郷長崎を離れて45年になります。
最初に住んだ町は文京区小日向。丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩3~4分のところにあった賄い付き6畳の下宿から僕の大学生活・東京生活はスタートしました。それから就職、結婚、20代から40までの大手芸能プロダクションでの仕事は想像を絶する忙しさで、たまの休みの仲間とのテニスが唯一の楽しみでした。そして独立起業しましたがもうバブルははじけていてうまく軌道に乗らず、スカウトされてメジャーレコード会社とその系列のプロダクション兼任の制作や宣伝の責任者として再就職。役員を務めて退職した後フリーの音楽プロデューサーとして若いアーティストやスタッフを応援し、育成するスーパーバイザーとして仕事をして来ました。しかし3年前僕の還暦と父の米寿を祝うため帰省した頃から残りの人生の生き方について考えるようになり、去年の夏、父の入院をきっかけに長崎へ帰る決心をしました。
 
東京に出てしまった僕は鉄砲玉で、親の「元気だから」という言葉についつい甘えて放りっぱなしでした。しかし、母の死後一人で生活している米寿の父の事を考えると
ちょっと後悔の念が湧いてきたのです。「何もしてあげてない!・・・」
自分ももう気儘にのんびり暮らしたいと思っていたし、最後に少しは親孝行しなきゃという思いもあって、見舞いに帰った去年の夏、住む家を探してみました。すると好運にも買うならこれしかない!という新築物件が見つかって決めて帰って来たのです。その物件との出会いが僕の今後を完全に決めてしまったのです。
父も僕が帰るということで喜んでくれたし、その時の入院は軽い入院で、父も僕が帰るまで元気でいるさ!と言っていたのですが今年の5月に亡くなってしまいました。
何も恩返しが出来なくて今でも後悔の念でいっぱいです。
 
僕の人生は引っ越しの人生と言えそうです。父親は転勤が多く、おかげで小学校は4回転校し、中学校は2回転校、高校はひとつで済んだが、そのうち転校や転地にも慣れて、それを楽しむようにさえなっていました。上京してからも何度引っ越したことだろう。マンションの買い替えも4回やった。そして恐らく今度の長崎への引っ越しが人生最後の引っ越しになるでしょう。ただ、実は新居への入居は3月1日でその間実家に2か月半ほど仮住まいで、もう一度引っ越さなければならないのでした!
 
というわけで今家はダンボールの山で荷造りも佳境、てんやわんやなのであります。
PCも明日には荷造りするのでブログもできなくなります。20日くらいには再開したいと思っています。
大イベントとは長崎への引っ越しでした!