これは2021年10月25日、旅行大好きな60歳を目前にした夫婦が、宮古島での4日間のバカンスの最終日に、宮古島の高級ホテル「イラフスイラグジュアリーコレクション沖縄宮古」に宿泊した時の様子です。

 
 

 

 

イラフスイラグジュアリーコレクション沖縄宮古 宿泊記

 

 2泊お世話になった”宮古島東急ホテル&リゾーツ”を後に、宮古島最終日の宿泊はマリオットブランドの高級ホテルへ。東急ホテルが悪かったわけでは決してないが、外資系高級ホテルと聞くと胸が高鳴るのは庶民故か?レンタカーで宮古島から”伊良部大橋”を渡って伊良部島へと向かう。昨日八重干瀬でシュノーケリングをして疲れたから今日はホテルでゆっくりしようと言っていた妻、道中見つけた”島の駅みやこ”を発見するや車を停めてちゃっかりショッピング!それにしても伊良部大橋は実に爽快!おまけにタダ!なんでも2015年に開通した全長3,540mの日本最長の無料で渡れる橋だとか。

 

 橋を渡って5分程車を走らせると左側に4階建のテラスハウスのような建物が出現!駐車場には正装の男性が立っている。「あっ これに違いない!」と思いつつも、一度通り過ぎてしまう変な癖が私にはある。駐車場に車を停めて、高級ホテルがよく使う重厚な木製の扉を開けるとプール越しに海が見渡せるロビーラウンジ。海に向かって何脚かのソファーが設えられており、そこに座って優雅にチェックイン!ウエルカムドリンクのフレーバーウオーターを飲みながら寛いでいると若い男性スタッフA君登場!高級ホテルのスタッフらしくとても礼儀正しいが少し不慣れな様子。タブレットを使って簡単に泊数、予約した部屋タイプ等の案内を受けるが・・・ちょっと待ってくれ!私が予約した宿泊プランは今回2名分の朝食と10,000円分のホテル内で使えるホテルクレジットが付いたプラン、その説明が全くない!不安な庶民はその内容を確認しようと慌ててその旨を多少苛立ち気味に問うと、慣れたものですかさず妻が目配せで「落ち着いて!穏やかに!」と窘められる。それにしても高級ホテルではお金の話はタブーなのか?こちらから聞かない限りは殆ど会話に出てこない。おまけに今の時代エキスプレスチェックアウト(出発時にはルームキーを返却するだけで、明細書は後日メールで届く)がスタンダードになりつつある。トラブル防止のため、自分の予約したプラン内容を写メってしっかり保存しておくことをおすすめする。

 

 無事チェックインを終えいよいよ部屋へ、感染対策のためスタッフによる部屋へのエスコートはないが、荷物はチェックインをしている間に部屋に届いている。今回のお部屋は4階の422号室、一番安い低層階の部屋で予約したが、私はマリオットゴールドエリートメンバーとは言ってもアメックスの発行するSPGアメックスというクレジットカードを持っているだけのなんちゃって上級会員ではあるが、しっかりとこのホテルの最上階である4階のアッパーオーシャンビューツインルームにアップグレードされていた。部屋は45㎡の広さに12㎡のバルコニーが付いたゆとりの広さで、天井が高めなので平米数以上の開放感を感じることができた。床はフローリングで白木調のインテリアで統一されているためとても明るい雰囲気だ。ベッドはエアウイーブを採用した(実は今回ここでエアーウイーブ初体験!)ダブルベッドがハリウッド仕様に2台設置されていて、硬めのクッションに最初は違和感を感じたが寝心地は良く、ぐっすり眠ることができた。テラスからの眺めは最高で遮るものが一切なく、伊良部ブルーの大海原と一体となれるような感覚を部屋の中でも感じることができた。バルコニーに置かれた長いソファの座り心地もバツグンだった。バスルームもとても広く、ゆったりサイズのバスタブからはベッド越しに海を眺められる最近やたらと流行っているシースルー方式を採用している。シャワールームも広くレインシャワーとハンドシャワーの2本立て、アメニティ類も十分な量があり高級ホテルならではの上質なものを使っていた。個人的にポイントが高かったのは、ネスプレッソマシーンがあること、ティーバッグのお茶類がすべてTWGであったこと、ウエルカムスイーツが3種類どれもおしゃれで美味しかったこと、ウエルカムフルーツに大好きなシャインマスカットが置いてあったことはうれしい限りである。また私が高級ホテルに泊まった時に必ずやるのは、バスジェルを丸ごと1本バスタブに投入し、泡まみれのお風呂に入るという変な楽しみにうかれる60歳目前の親爺趣味である。

 

 伊良部の海に日が沈む夕刻になると、宿泊客はこぞってプールサイドへと向かう。そこで催されるのはホテル主催の「シャンパンディライト」 これは宿泊客に無料でシャンパンとおつまみを振る舞うイベントで、しかも飲み放題!夕陽が海に沈むとても素敵な時間をゲストが皆で共有する。アルコールが全くダメな私にもちゃんとノンアルコールシャンパンが頂ける。それにしても真っ青な伊良部の海に日が沈むにつれ、海の色と空の色が刻々と変化する様はまさに圧巻である。その後はいよいよディナーの時間。シャンパングラスを持ったまま、ふたりでこのホテル唯一のレストラン「TIN"IN」へと向かう。このレストランは宮古島をはじめとした地元の食材をふんだんに使い、低温調理等の技術を駆使したイタリアンをいただける。他の方のブログ画像を見ていると、どれもおしゃれそうだが量があまりにも物足りなさそう。そこでスタッフに相談したところ「2人用のブリフィックスメニュー」が肉のボリュームがあるとのこと。美味しいものを満腹になるまで食べたい私たちは、迷った末にそのブリフィックスメニューとやらを注文。沖縄名産の海ぶどう、近くの佐良浜漁港で水揚げされた「鰹のミキュイ」、「島野菜のチャンプルー」「沖縄県産和牛のテンダーロイン」「パスタ」「デザート」の順で期待通りのボリューム感。ブリフィックスメニューとは人数分の料理を一皿の大皿でサーブされシェアして食べるメニュー、一人ずつ供されるコース料理より値段もお得でボリュームがありおすすめできる。

11月1日が私達夫婦の33回目の結婚記念日である旨を事前に伝えていたら、記念のデザートプレートまでしっかりと平らげた。外資系の高級ホテルはこういいったサービスがきらりと光っている。ただ正直味が単調でチャンプルーやパスタは食べ飽きる味であると感じた。満腹に満たされたはずの私達夫婦は部屋へ戻り、カットを依頼していたウエルカムフルーツのパイナップルやドラゴンフルーツでさらにペロリ!伊良部の海に抱かれたとても静かな部屋で、眠りについた。

 

 翌朝妻は7:00からの「モーニングヨガ」という無料のアクティビティに参加するため少し早起き、私は妻がヨガを終えて部屋に戻ってきた頃に目が覚めた。ベランダで海を眺めながら飲む朝のコーヒーはリゾートホテルに泊まってこそ味わえる贅沢な時間!妻いわく、先生の人柄も良く、海を眺めながらのヨガはとても気持ちが良かったとの事。そしてふたりで再びレストランへ。朝食はレストランのベランダ席で気持ち良い風を感じながらいただいた。洋食か和食を選べるセットメニューに、サラダやフルーツなどのハーフビュッフェスタイル、私達はふたりとも洋食をチョイスし、卵料理はふたりともオムレツにした(エッグベネディクトが人気のようだが・・)

朝食後はホテルのプールでまったりと・・・伊良部の海を見渡せるインフィニティプールで、泳いだりプールサイドのチェアで微睡んだり、これぞリゾートホテルライフの醍醐味といえる。全52室のホテルなのでプールは混雑することなく、ほぼ貸切状態で海と風の音だけの静かで優雅な時間を過ごすことができ、かなりリフレッシュできた。ただコロナ対策のためか?プールサイドにドリンクメニュー等はなく、無料で供させるボトルウオーターだけだったのは少し残念!

マリオットゴールド、エリート特典の中で私が一番良いと思うのは、14:00までのレイトチェックアウト無料、おかげで朝食後もプールサイドでゆっくりと過ごすことができた。

 

 私達は13:00過ぎにチェックアウトし空港へと向かった。

 総評としては、小規模な高級ホテルならではの静かな時間と、非日常感を満喫することができ、最高の休日を過ごせた。何よりも伊良部の海を抱くように建っている静かなロケーションなので「海と共に過ごす時間」を満喫することができた。ただ残念だったのは、プライベートビーチがなく、海辺を散歩できる散策道がないことは、このレベルのホテルでは大きな欠点であろう。

 

 もう1つ、最近の外資系ホテルの食事の値段が異常に高いのが気になるところ。それなら泊まるな!と言われそうだが、今回の夕食ふたりで30,250円、朝食はひとり4,840円もする。この値段に見合うクオリティがあるかといえば甚だ疑問のあるところで、コロナが広がる前のインバウンドを意識した値段設定をしているのだろうか?朝食はとにかく、3万円超えの夕食は絶対に食べない私達貧乏夫婦であるが、今回まず朝食と10,000円分のホテル内利用クレジットが付いたプランであったこと、さらにアメックスのキャンペーンで、マリオット会員がマリオット系ホテルで50,000円利用毎に最高20,000円までキャッシュバックしてくれるというものにエントリーしていたため、夕食代が実際ほとんどかかっていないという超絶お得な滞在ができた

やはり今の時代情報をこまめにチェックし、それが利用できなければ損する時代なのだろうか?

 

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