三連休、いかがお過ごしでしょうか。

こんばんは。

後、いいね、ペタ、ありがとうございます。

それと、

安田美沙子さん、いつも熱い視線で見てくれてありがとうございますドキドキ
ちょっと、遠慮してしまいました。
ごめんなさい。
子育て、頑張っていますね音譜
素敵ですね音譜

後、

濱松恵さん、熱い視線で見てくれてありがとうございますドキドキ
美しいですね、美人ですね音譜






それでは、

北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)について。

2018年(平成18年)9月6日3時59.3秒に、北海道胆振地方東部を震源として発生した地震である。地震の規模はM6.7、震源の深さは37㎞。
最大震度は、震源7で、北海道で初めて観測された。


地震のメカニズム。

本地震の発震機構は、東北東―西南西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生した地震である。余震は最初の震度7の地震の震源地から南北に広がっている。


震源周辺のテクトニクス。

サハリン・北海道中軸部では、白亜紀から始新世におけるオホーツクプレートのユーラシア大陸東縁ヘの沈み込み、漸新世におけるオホーツクプレートの右横ずれ運動中期中新世における背弧海盆運動による右斜め衝突運動によって、厚い大陸地殻が形成された。
日高山脈では、後期中新世以降における千島海溝の斜め沈み込みに伴う千島前弧スリバーの西進による東西短縮運動によって、急激に隆起した。この急激な隆起とは、後期鮮新世に衰え、主な東西短縮の場は、日本海東縁へと移動したとされている。しかし、現在でも日高山脈付近では、東西短縮が継続しており、活断層として石狩低地東縁断層帯などが分布しているほか、1982年(昭和57年)には、内陸地殻内地震の浦河沖地震(M7.1)が発生している。
今回の地震の震央付近では過去にも、1942年2月28日と1949年4月20日、2017年7月1日にいずれもM5.1の地震(2017年の地震は震源の深さ27㎞)が発生している。


土砂崩れのメカニズム。

今回の地震では、強震動によって厚真町を中心に広い範囲で土砂崩れが発生した。
この土砂崩れのすべり面は、降下軽石層が関係していることが指摘されている。前日の台風や、6~8月の降水量が平年の約1.6倍と多かったことから、土壌には多量の水を含んでいたと考えられており、その影響もあった可能性も考えられている。また、降下軽石層は透水性が高く、化学的風化で粘土化し、土砂崩れが起こりやすくなっていた可能性も指摘されている。


被害・影響。

2018年9月16日現在、犠牲者は5市町で計41人となりました。
震源に近い勇払郡厚真町吉野地区の山林では、大規模な崖崩れが広範囲で発生し、多数の住宅が巻き込まれた。厚真町、安平町、むかわ町では、多くの住宅が倒壊した。この他、道央地域(石狩、胆振管内)を中心に道路などの損壊が相次いだ。札幌市清田区では、道路が波打ち状に大きく損壊した。
室蘭市の新日鉄住金室蘭製鉄所ならびに、厚真町の苫東厚真火力発電所で火災が発生した。
また、新日鉄の火災は室蘭港に延焼した。

全道で停電が継続した影響で、7日、自家発電機を回した事が原因と推定される、一酸化炭素中毒により、2名の死亡が確認された。


被害状況。
液状化現象。

札幌市で液状化現象が発生、道路が隆起している。また清田区では、地震発生当日、少なくとも2ヵ所で道路が陥没し、うち里塚1条の現場では、周辺複数の家屋が陥没道路に向かって傾いた。
苫東厚真火力発電所の敷地内で、液状化現象が発生した。


土砂崩れ。

農業用水用の厚真ダムでは9月6日、土砂崩れにより水路が埋没していることが確認され農林水産大臣は、自衛隊の協力も含め今度の降雨によりダムが溢れることに対する対策を検討していることを語った。
厚真町吉野地区では、広い範囲で大規模な土砂崩れが発生、周辺家屋で被災者が生き埋めとなり、警察官および自衛隊員が救出活動をしました。


インフラ。
大規模停電。

地震により苫東厚真火力発電所の火力発電所でボイラー管が破損。3基(3号機が廃止)のうち2号機、4号機が緊急停止し、道北、函館で停電が発生。さらに、地震発生から13分後の3時26分に、1号機が停止。道内の半分の電気を供給していた発電所が完全に停止したことにより、連鎖的に他の発電所も停止し、北海道・本州間連系設備の送電もとまった。
この結果、道内全域約295万戸で停電が発生した。道内の全域停電は1951年の北海道電力創設以来の初の出来事である。
「また、停電により、泊原子力発電所の外部電源が喪失し、非常用電源に切り替わった」。
大規模な停電により、災害基幹病院では、通常の救急対応が出来ない状態が発生。一部では、救急車の受け入れのみ再開した。
電気事業連合会によると、管内のほぼ全域での電力が止まる「ブラックアウト」が起きるのは初めて。
また、前述のとおり、完全復旧に時間を要することから、道内で輪番停電の実施を計画。
管内を60ブロックに分け、1回2時間程度、送電を停止する計画。実施は2日前までに予告する形となる。9月14日には、一定の供給力を確保できたため、計画停電は「当面実施する必要がない」とした。


鉄道。

北海道旅客鉄道(JR北海道)は、地震により北海道新幹線を含む全線で始発からの全列車の運転見合せとなった。


バス。

北海道中央バス、ジェイ・アール北海道バスをはじめ、高速バスで20事業、路線バスで25事業業者が、全線で運行を休止した。


航空。
地震の影響で、新千歳空港では設備の破損や停電が発生、また、ターミナルビルで多数の水漏れなどが発生したことにより、終日閉鎖し、当日の運行全てを見合せた。


道路。

地震発生直後から、道内の高速道路の一部で通行止めが発生したが、一部のインターチェンジで閉鎖を除き、6日17時5分までに解除された。


通信。

発生直後からの停電の影響で、道内9町の一部で固定電話回線が不通になっているほか、3万4000回線に影響が出ている。携帯電話でも、繋がりにくいエリアがあるという。


水。

北海道内の45市町村では、一時期、最大でも6万1201戸が断水したが、水道管が破損した安平町や浄水場が破損した厚真町など約5000戸が断水した。


産業ヘの影響。
 
農業。
 
停電の影響で、酪農家や牛乳工場での生乳の廃棄が相次いだ。酪農では、大規模停電のため搾乳ができず、乳房炎が多発し、死亡する乳牛も発生している。
畑や自宅が被災した農業者は多く、共同選果場などの施設も破損し、収穫期を迎えたトマトやジャガイモ、米などの出荷はままならない状況です。


その他にも、
製造業やサービス業、物流などへの影響がありました。







最後に、
北海道胆振東部地震によって、41人の方々の、尊い命が亡くなりました。
心からご冥福を申し上げます。
また今現在も、ケガなどで治療されている皆様には、一日も早い回復を願っております。







次回も、北海道胆振東部地震について行きたいと思います。