いつも読んでくださってありがとうございます!!




前回のブログには

優しいメッセージやコメントをたくさん頂き、

本当にありがとうございました!!




まだまだボランティア初心者のY村。


アホみたいなことで思い悩んだり

立ち止まることがあるかもしれませんが、

今後も自分のペースで

できることをがんばっていきたいです😌





そしてまた、

気づけば前回のブログから1か月以上が経過💦




toitoitoiの告知やteamねこのて6周年、

空港譲渡会など、

書きたいことてんこ盛りでしたが更新できず😭




でも、

ようやく少し落ち着いて書く時間が取れたので、

今回は3年前のこの事件について。




そうです、

おこげ&ばん脱走事件です

(詳しいことは3年前のブログをぜひご覧ください)




今ではシェルターでのんびり暮らす2にゃん


おこげちゃん


ばんちゃん



3年前の4月21日、

teamねこのてに衝撃が走りました




トライアルへ行った2にゃんが

脱走していなくなったのです。





5月14日におこげが無事捕獲できるまで

生きた心地がしないとはまさにこのことで、


今思い出すだけでも

胸がぎゅっとなるような辛い思い出です。





伊丹市から遠く離れた明石市まで、

何度も通いました。


Y村は休みの前の日に

深夜から明け方にかけて捜索しましたが、

そのまま仕事へ行くメンバーも。




シェルターのお掃除や普段の生活もしつつ、

明け方、日中、日没後に分かれて捜索。


ボランティアメンバーだけでなく、

支援者の方や里親様の家族まで協力してくださり、


teamねこのての絆の強さも知ることができました。





ですが、

もうあんな思いは二度としたくありません。





そんな中、

最近のSNSを見ていて、

すごく気になることがあります。




猫を散歩させたり外に出している投稿が

多い気がするんです。




おそらくメディアなどに取り上げられるなど

いわゆる『バズった』投稿を真似してのことだと思いますが‥




猫にお外の世界は必要ですか??




teamねこのてもそうですが、


保護猫の譲渡条件の1つに

完全室内飼いと脱走対策をお願いします

というものがあります。




脱走した場合、

お外の世界は猫にとって危険しかありません。




よく殺処分反対と言われていますが、

2021年に関して言えば、

猫の殺処分数は約15000頭。


それに対し、

お外で亡くなる子は約30万頭でした。




この数は外猫さんだけの数ではないはず。




脱走して行方不明になった場合、

交通事故、

熱中症、

風水害、

餓死、

感染症、

凍死、

お外での危険を挙げればきりがありません。




うちの子は大丈夫と思っていても、

不慮のことがあり猫がパニック状態になったら、

何が起こるか分かりません。



猫はハーネスをもすり抜ける可能性があります。





SNSは

知りたいことを見たり調べたりするツールとして

とても便利なものです。



ですが、

一方向的にしか物事を見ることができず、

情報の判断が多面的にできないというリスクもあります。




自分の知りたい情報だけを集め、

自分が同意できる投稿だけを見て、

自分に賛成してくれる意見だけを聞き、

反対意見はブロックすればいい。




SNSの投稿では、

猫が脱走してその後亡くなりましたと載せる人は稀です。

(捜索目的で拡散する場合はありますが)




ただ、

現実の世界に目を向けてみると、


おこげ&ばん事件の時にもお世話になったペットレスキューさんは

先日関西支部をオープンしました。



猫の捕獲をするねこから目線さんも

脱走した猫の捜索依頼が毎日入ります。



脱走した猫を探すための会社ができて、

ビジネスとして成り立っているのが現在。



つまり、

それほど脱走猫が多いということ。




リスクを冒してまで猫を外へ出す理由は、

なんですか??




猫はテリトリーを大事にする生き物です。

昔から猫は家につくと言われます。

環境の変化を嫌います。



お外を見ているのは

自分のテリトリーが安全か確認しているため。




もし出たがっているとしたら、

家の中がその子にとってストレスということ。

もっと家の中で遊んだり上下運動ができるように工夫してください。




お外に出て亡くなるかもしれない、

というのは万が一の確率かもしれません。



たとえ0.01%の確率であったとしても、

大切な家族が不幸になる確率があるのであれば、

それを0にする努力が必要なのではないでしょうか。




一生幸せに過ごしてもらうために、

家族に迎えたのではありませんか??




その行動が猫のためではなく、

自分の欲求のためになっていませんか??





お外の世界賛成派になかなか届かないかもしれませんが、

少しでも多くの人にこの現実が届きますように。




あれから3年。

私たちはあの事件を忘れたことはありません。