いつも読んでくださってありがとうございます!




先日、こちらのブログでも書かせてもらった、
キャサリンとその飼い主さんのこと。




キャサリンとおじいさんとの
とっても穏やかな生活を見ることができ、


できるだけその穏やかな生活が続いて欲しいと、

できることならキャサリンと再会することがなければいいと、
願っていましたが…







2月末、
キャサリンが再びシェルターへやってきました。


おじいさんが自宅で亡くなられたのです。







キャサリンは、
子猫の時からおじいさんとずっと一緒。



娘さんが15年前に亡くなっているそうですが、
それ以前に娘さんの友達のところかやってきたそう。




おじいさんはキャサリンのおかげで、
命拾いしたことも。



入院中は、
シェルターで私たちが送った写真を周囲に自慢し、
キャサリンとまた一緒に生活することを願い、
辛いリハビリを乗り越えました。



テレビの取材にもあったように、
退院後普通の生活もままならないため、
キャサリンのお世話をするボランティアに
本当に感謝していたそうです。



その証拠に、
1人では出掛けられないおじいさんが
いつ買いに行ったのか、
どこにそんなお金があったのか分かりませんが、

おじいさんからボランティアへ
こんな心のこもった贈り物が✨🎁✨




熨斗の名前がなんと、
キャサリンになっているんです✨️



おじいさんの、
「本当に、感謝しかありませんわ」
という言葉が心に響きます。








おじいさんの最後の願いは、
最期までキャサリンと一緒にいること。




その最後の願いも叶えられ、
無事保護されシェルターへやってきたキャサリン。




前回初めてやってきた時は、
急な環境の変化のためなかなかフードを食べず、

手のひらに乗せてようやく少しずつ食べるように。




今回は、
来たときから落ち着いていて、
フードもしっかり食べ、
大好きなしらすの入った缶詰もパクパク。







私、
パパをちゃんと看取ったの。
辛かったけどがんばったでしょ。

大きな瞳で、
こんなふうに語りかけてくれているような気がします。





キャサリン、お疲れ様でした。


これからは、
シェルターで安心して生活できるよう、
お世話させてもらいますので、

おじいさんも安心して、
天国からキャサリンのことを見守ってください。

ご冥福をお祈りいたします😌






今回のように、
普段からボランティアが出入りしていたり、
おじいさんに何かあったときどうするのかがきちんと決まっているケースは、

本当に稀。



高齢者の1人暮らしの場合、
シェルターのみーくん♂️のように、


飼い主さんの孤独死後、
何週間も発見されないまま、
最悪、猫も死んでしまうケースも。

(みーくんは絶賛里親募集中です❤️)



行政と介護現場、
そしてボランティアの連携がとれていないと、
今回のような素早い保護はできません。



この取り組みが周知され、
たくさんの地域に広がっていき、
『高齢者とペット』という社会問題が
少しずつ解決されていければと思います!