期の変わり目は仕事が増える。


「下期から新システム開始」とか「運用ルールを変えます」といった感じで
業務を切り替えやすいので、どうしても案件が集中してしまう。


なので、期末の今の時期は、本番開始前の諸々の準備作業が最盛期だ。
ちなみに先月は、システムのテストがピークを迎えていた。が、
今は動作確認も終わり、マスターデータの整備やプログラムの納品準備
仕様書の手直しや操作マニュアルの作成なんかをやっている。



ぶっちゃけ、実に面倒くさい



特にマニュアルは何回作っても苦手だ。


画像を貼り付けると、なぜか位置が1コマずつ微妙にずれるんだぜ ・ ・ orz
PDF化したら点線がつぶれるし ・ ・ orz orz
目次のページ数間違えるし ・ ・ ・ orz orz o...rz


そんなわけで、「PrintScrn」と「Ctrl + V」を連発しつつ、自分の美的センス
絶望しながら仕事をしていると、「たびさんちょっといい?」とオッサンが
自分の席にやってきた。



「この前のプログラム変更だけどさ、あれやっと終わったんだよ」


あぁ、それはおめでとうございます。それで?



「俺プログラム自信ないからさ。悪いけど、ソースの中身をチェックしてくれない?



 ・ ・ ・ テストは?



「いや、テストはしたけどさぁ。合ってるかどうか分かんなくて(笑)



 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・



たびさんが見てOKなら納品するから



 ・ ・ ・ まぁ見るのはいいです。けど、責任は取りませんからね。


 ていうか変更っつったってデータを他のファイルにコピーするだけでしょ?
 間違いようがな ・ ・ ・ ちょ、コマンド抜けてますよ!



「え、マジ?」



ファイルのクリアが抜けてます。これじゃ2回目の実行で重複エラー

なるんですけど。

テストって何回やったんですか?



「あぁ本当だ ・ ・ ・ で、他には?



(無視かよ・・・)他は ・ ・ たぶん大丈夫じゃないですか?
パッと見じゃおかしいとこは見当たりませんね。



「あっそう? いや~ありがとう。これで納品できるよ



いや、テストして下さい。






なぁ ・ ・ ・ もしかして自分、これから毎回オッサンのプログラムを
全部デバッグしないといけないのか?





勘弁してくれ・・・orz

開発チームに新リーダーとしてオッサンが来て10日が経った。
土日が挟まってる上に2日休みやがったから、正確には6日だが。


初日っからKYな発言で職場の空気を冷ややかにしてくれた奴だが、
残念なことに、その後もKY発言は継続している。


最近は、無理やり押し付けたプログラムの変更が終わらないらしく、
プログラムに対する文句が多い。
曰く、


ソースが汚いな~。なにこのロジック。腹立つんだけど」


コメントぐらい入れろよな~。意味わかんねぇよ」



「分からねぇ~! 誰だよこんなの作ったの



お前の後ろで仕事している社員さんだよ。



オッサン、作成者の名前くらい見とけや。
そのソースは10年前に社員さんが作ったって書いてあるだろが。


しかも小声で言うならともかく、甲高い声で叫ぶな! 連呼すんな!
隣の若手社員に同意を求めるな!


あぁもう畜生、こっちの胃が痛くなるじゃねぇか(T△T)
ストレスで抜け毛が増えたらどうしてくれるんだ。
貴様のそのモッサモサした髪をむしるぞコノヤロウ!


そんなわけで、最近毎日が無駄にストレスフルだ。

オッサンが席にいないとホッとしている自分が悲しい(涙)



ところで今回のオッサンの発言。

社員さんに失礼極まりない事は間違いないが、実はもう一つ

重大な問題がある。



文句を言ってるそのソース、自分も中身をのぞいてみた。



 ・ ・ ・ 別に全然難しくないのは気のせいだろうか?



10年以上前のブツなんで確かにロジックは古臭いが、
別に小難しいこともしてないし、ステップ数も短いじゃん。


これで分からないって、え、嘘だろ? マジじゃない、よ、ね ・ ・ ・ ?



 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ (汗)



我が開発チームの先行きが、更に暗くなった出来事だった。。。orz



だからなんでプログラム組めない人間が開発チームに(略

新システムの構築という、新しい案件が入ってきた。


自分は抱えている案件が片手で数えられないほどあるので、
到底受ける余裕がない。


なので、新リーダーのオッサンと、残る一人のメンバーである見習くんの
2人で担当する事になった。



ま、新システムといっても規模は小さい。せいぜい1人月ってところだ。
しかも納期は4ヶ月後なので、ものすごく余裕がある。


更に運の良い事に、今回の案件に非常に似ているシステムが既に存在していて、
ベースはそのシステムをまるパクリすればできる。


その上、そのよく似たシステムを作った人間が社内にいるので、分からない点は
作った本人に聞くことができる。


ていうか作ったのは自分だ。何でも聞け。半分忘れているけど。(オイ)



プログラムは嫌だ、基本設計がやりたいと騒いでいたオッサンも、
今回の好条件にはやる気が出たようだった。



(オッサン)「それじゃあ俺が基本設計までやるからさ、開発は見習君1人でやってね」


(自分)「あ、それは無理ですよ」


(オ)「え、なんで?」


(自)「見習君のプログラミングレベルじゃ、この本数を1人では 絶 対 に 無理です。
    納期から考えて、半分できたら御の字でしょう。な?」


(見習君)「自信ないです ・ ・ ・ 


(オ)「え~~!? それじゃ ・ ・ ・ ?」


(自)「2人で半分ずつが妥当です。頑張って下さい


(オ)「マジかよ ・ ・ ・ たびさん、時間空けられない?


(自)「到底無理です」



オッサン、一気にテンション・ダウン↓↓



その後は、自信ないよ ・ ・ ・ できないよ ・ ・ ・ とブツブツ言っていた。



だから何でアンタ開発チームに来たんだよ。



大体、開発チームに来てプログラム作らなくて良いと思っている、

その神経がよく分からん。普通に無理だろ。

ていうかあんたプログラムできるって触れ込みだったろうが。

そのうちJAROに電話するぞコラ。(無理です)


などと心の中で思いつつ、いつまでもウダウダ文句を言っているオッサンの姿に、

遠くない未来に確実にやってくるヘルプコールを予感して、

手持ちの仕事をなるべく早く片付けてしまおうと固く決心した自分だった。