半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを | 西洋占星術&手相のMATARY ~「気づき」で幸運を引き寄せよう~

半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを

「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」少林寺拳法の開祖、
宗道臣先生の言葉です。

私は学生時代に10年ほど少林寺拳法に取り組んでおり、こうした貴重な言葉の
多くに触れることが出来ました。
しかし当時は深く理解しようとはしておらず、惜しいことをしたと感じます。

今改めて開祖の言葉を振り返ると、時代を先取りした思想の深さに
驚きます。「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」は、その言葉の
一つです。

人は、ともすれば自己犠牲によって他人を助けることを潔しとしますが、
開祖はこれはうまくいかないといいます。
まず、自分自身の幸せを確保し、自己を確立するのが肝要であると。

こうした土台が出来て、初めて他人の為に行動することができるのです。

人々が皆、自分自身の幸せを確立した上で他人の幸せを真剣に
考えるようになれば、社会は開祖の目指した理想の世界に近づくのかも
しれません。