いやあ、世の中の禁煙ブーム。

嫌煙ブーム。

まさに犬猿の様相を呈してきました、なんてな

詰まらないダジャレをいっている場合ではありません。


ほんと、あっちもこっちも、

禁煙、分煙、嫌煙。

良くも悪くも、というか、個人的には悪くも、ばっかりですが、

とにかく、マスコミっちゅうものの力の強さ、有無を言わせぬごり押し感を

ひしひしと痛感いたしております。

いわゆるひとつの、完全なヤリダマってやつでしょ。


まあ、タバコを吸うこと、喫煙という行為に害が無いとは申しません。

タバコを吸わない第三者にも害が及ぶ、ということにもまあ、納得いたします。

が、だ。

なぜ、こうまでもタバコが悪いの。

と、いうよりも、タバコを吸うことが、いけないということになるのか。

そしてタバコを吸うことを強制的に排除しようとするのか。


タバコじゃなくても、害になるもの、あるでしょう。

そういったものも、これから次々にヤリダマに挙げていくのか。

どうでしょう?


だったら、香水をぷんぷんに匂わす女の人、男の人でもですが、

これも規制の対象にしなくちゃいけないでしょ。

って、はい。詭弁です。

完全な屁理屈の難癖です。


でかい声で公衆の面前で、愚にもつかないどうでもいいわ、っちゅう

クソくだらない会話を延々たれ流すこと、それ自体も

訊きたくも無いのに聞こえてしまうこっちには、精神衛生上、非常に害です。

害毒です。

・・・はい。詭弁です。これも、完全なる詭弁ですが、しかし、事実です。


結局の所、多数決の原理で、科学的数値、ってやつで、

そういったあれやこれやをマスコミで延々たれ流せば、いつの間にか

世論ってやつに流されてって、物事は動いていく、と。

完全に極論ですが、まちがっちゃいないでしょ。たぶん。


だいたい、人が生きる上で、完全に害の無い世の中、

完全に毒のない世の中なんて、存在するのかしら。

存在しうるのかしら。


それって、まさに青臭くて中高年がセックス するより

どろどろに嫌らしい理想論でしょう。


必要悪、ともいえるかもしれないが、なんかちょっと違う。


毒なんです、要は。


生きる上で、毒を全く必要としない人、していない人なんて、いるの?

断固として、そう言いたい。


毒、というのが御幣があるかもしれないので、

無駄、でもいいや。


生きていく上で、全く無駄を必要としない人間。

全く無駄を甘受せずにせずに生き抜いた人間。

そんな人、いるの?


自覚してないような輩は結構いそうですが、

そりゃあ、ある意味で底抜けに幸せな人、といいますか、

おつむがハッピーな人、といいますか、ね。


まあ、このご時世、そういう無自覚な人もたくさんいるから

こんなご時世、なんでしょうが、

はああああ。


せつないねえ。

気がつけば伸びている。

また今日も。

朝起きた途端に伸びている。

昼起きても、夜に起きても伸びている。


なにが。そうヒゲが。


数日放っておけば、間違いなくヒゲの怪人。プラモ魔人。


しかしまあ、嫁も彼女もいない、

中高年のセックスレス なあんちくしょうにとっては、

だからどうした!と開き直ってしまえばそれまで。

特に大きな大きな問題になることも無い。


でもね、めんどくさい。


僕の場合、ヒゲは生える。

まあ、誰の場合でも男も実は女も、濃い薄い、多い少ないの違いはあれ、

だいたいみんな生えるもんだ。

でもね。

薄くもないが、とてつもなく濃くもない。

毛の一本一本も、細くは無い。でも、クセ毛だ。

そのまま放置して、伸びっぱなしにしておくと、

やたらとあっちこっちに向いてしまう。

それが、どうしても、直らない。


これはもしかして、寝癖みたいなもんか?

と、整えてみようとしたこともあった。

が、効果なし。

まあ、仙人みたいに数年伸ばしっぱなし、という経験もないから、

そのまま放っておけばまっすぐになってくれるかもしれない。


が、そこまで伸ばしたいわけではない。

第一、その方がめんどくさいもの。

牛乳飲んでもカレー食べても、絶対にヒゲにつくもの。

それじゃあ、あんまりだもの。


で、頃合である程度短くしているのだが、

そうなるとやっぱり上下左右振り乱しっぱなし。


ではかなり短いままでいいではないか。

ということになるが、そう短い状態だと、僕の場合、

割りと毛と毛の間が開いているようで、どうにもみすぼらしい。

剃ったそばから青々とした男性ホルモンの塊のような人を

時々見かけるが、ああまでいかない僕には、

剃ったばかり、の状態は、やはりどうにもみすぼらしい。


なんだかチン毛生えたてのセックスもよくわかっていない中学生くらい

どうにもこうにも恥ずかしい。


で。更に厄介なのが、周囲に生える毛。

なんの周囲か。

いわゆる「ヒゲ」と認識される部分以外のところに生える毛。


まあ、ヒゲはヒゲだろうが、

たとえば頬。たとえばあごの下。たとえば首。

そんな所に生えるヒゲ。


これがどうにも、ね。


まあ、ヒゲじゃん。と放っておけばそれまで。

でも、どうにも違和感。のど仏あたりに、はっきりと生えた毛。

時々触ると、やっぱり違和感。

で、剃る。

が、剃るということがめんどくさい。


オトナはみんな、毎日毎日髭剃りなんて、

本当にこんなめんどくさいことをやってるのか。

不審に想ってしまうほど、めんどくさい。


生きるって、大変だ。




自転車をいじっています。

何年か前から、ちょこちょこといじっています。


あんまり長いこと、ちょこちょこと、

そしてまた、ふと思い出したようにまたいじり、

をしていると、結局の所、

自転車に乗っている時間と、

自転車をいじっている時間のどっちが長いのか、

という状況になってきてしまいます。


まあ、結論から言うと、明らかにいじっている時間の方が

長いんですがね・・。ちゃんと測ったことはありませんが。

まず間違いなくそうなはずです。


もともとね、

バイクなんかも、ちょこちょこと自分でいじってみたり、

ある程度のメンテナンスなんかはやっていたわけです。

だって、バイクのパーツって、

改造用の既製品をそのまま買うとなると、

なかなか高いんですもの。


じゃあ、ある程度裏側は不細工になっても

自分で作っちゃえ、改造しちゃえ、ってなことになっていくのは

貧乏人にとってはむしろ必然の道、というわけです。


で、そういった経験を踏まえると、

自転車をばらして組みなおしたり、色々といじったり、というのは

思ったよりも簡単なわけです。


まあ、構造自体がシンプル、単純、ということもありますが、

消耗品の交換やらスペックアップのための交換やら、

かなり素人にもばらしやすい作りなのです。


その分、調整でかなりバランスも変わってきてしまいますし、

バイクだったら多少バランスが悪いようでも、

エンジンの力でごり押し、うやむやに走ってしまえる。


しかし自転車は人力エンジン。

うやむやにしてしまえるほどエンジンの性能はよくないわけです。


なので、ちょっと乗っては調整。

ちょっと不満が出ては部品交換。改造。

なんてなことを繰り返すわけです。


これが終わればキュンという加速が手に入る。。。

なんて子供のように胸を躍らせながらレンチを使うわけですが、

確かに乗り出した瞬間は思わずにんまりしてしまうような

状態になるわけです。


が、それもすぐに消えてしまう。

たぶん、慣れてしまう。

で、そのうち不満が出てきてしまう。


何かが違う。

何かが足りない。


それで気がつけば、調整をまた始めたり、

次のパーツ交換へと向かったり・・・。


きりが無いわけです。


まあ、わかっているのですよ、本当は。


違うものが何か。

足りないものが何か。


それはね。エンジンである私自身なわけです。


そりゃガキの頃のようにやたら走り回れやしない。

ガソリンエンジンの加速感も知ってしまっている。


でも、諦めきれないわけです。


10代のきらめきを。

あの、踏み込む度に加速していくときめきを。


要は初体験の興奮と感動をもう一度

体験しようとあがいている中高年のセックス

似たようなものかもしれませんが、ね。