松本さんの絵 第488◎  ヒクイドリ | matのブログ

松本さんの絵 第488◎  ヒクイドリ

 

   図588   たいていのトリは好きだけれど

   オーストラリア、ニューギニアに棲息する絶滅危惧種の鳥に、ヒクイドリがいます。たいていのトリは好きですが、このトリは恐竜に似ているし、野生には近寄りたくないです。近くで見てみたいけれど、京都の動物園にはいないし、数か所しか飼育されていません。ダチョウに近い大きさですから、人よりも高くなりそうです。三角の足跡をみれば、恐竜と同じです。この足で攻撃されて、時速40キロ以上でで追いかけてくると想像すれば恐ろしいです。頭の上に角があり、やはり恐竜に似ています。第二次大戦でニューギニヤでは、米国オーストラリヤ連合軍に敗れて、密林に逃げた日本兵は、飢餓とマラリヤで多くが命を落とします。生還した人によると、ヒクイドリの卵は、大きくてうまかったそうです。生卵に穴をあけて、飲み込んだ時は天に昇るようだった。親鳥に見つかると半殺しに会うそうで、オーストラリヤ兵は何人も死んだと記録に残っています。