松本さんの絵 第484◎ ト伝の湯(ぼくでんのゆ) | matのブログ

松本さんの絵 第484◎ ト伝の湯(ぼくでんのゆ)




      
    図584  入口は鎖で閉鎖

   平湯に来たついでに飛騨バスで焼岳の麓をひと山越えた上高地に向かいました。県道から左折して上高地に向かう角に、崖にへばりついたような温泉があります。中の湯温泉が管理するト伝の湯(ぼくでんのゆ)ですが、入口に鎖を巻きつけて進入禁止の立札も見えます。古くから通行の難所で、温泉の下は、おおきな岩に急流が当たって、白い水しぶきをあげて流れています。落ちたら命の保証はなさそうです。この角で、上高地ゆきのバスとタクシーが並びます。狭いので、交互通行をします。温泉は数十年前に入りましたが、最近は入浴禁止になったのであれば、貴重な体験をしたことになりそうです。暗くてせまい階段を下りてゆくと脱衣所があり、その奥に裸電球がともり、岩の穴の奥に湯がわいていました。あついときはホースで水を入れて冷やしました。