さてさて、続いていきます


前回はFRPでマスターの素を製作しました

トリミングと表面の荒研磨までは完了しましたね



このままマスターの仕上げを突き詰めていきますと


こうなりました(^^)



タルク(厚盛り)パテ&研磨×2回→ラッカー(薄付け)パテ&研磨×2回→耐水ペーパー400番→黒ゲルコートガン塗装(パラフィン2%混ぜてトップコート仕様にしてます)→耐水ペーパー600番→耐水ペーパー1000番→細目コンパウンド

パテ研磨のペーパー荒さですが、厚盛りパテは120番、薄付けパテは240番くらいが丁度良いですよ

ちなみにマスター表面をなぜゲルコート仕上げにするのかというと、単純にFRPに対する食い付きの良さ、塗膜を容易に厚くできる、塗膜が硬くて頑丈だから

これに付きます!(^^)

以前はサフェーサー仕上げでマスター完成させてましたが、サフェーサーですと塗膜が脆くて、この上にFRPを貼って離型した時に持ってかれるんですよね〜

これだと折角綺麗に作ったマスターも、FRP貼る度に表面がやられるんで、修正しないとマスターとして再使用できないのと、雌型側にもサフェーサーが食い付くんで、そっちも修正が必要になると...

雌型作る時は、マスターもゲルコートで仕上げた方が良いんですよ、本当に(^^)

ゲルコート仕上げでしたら、表面は鏡面まで綺麗に仕上げなくても大丈夫ですよ(^^)



てことで話が長くなりましたが、次回からは雌型製作に入ります


マスターがFRPの収縮や硬化熱で歪まないように、グリルと両面テープでくっ付けてからの作業になります



ではまた次回!