面会謝絶
どうしてこうなってしまったのだろう。
母を蝕むがん細胞は白血球を信じられないスピードで壊していく。
感染症防止のため、面会謝絶となった。
運良く、家族は許されたけど。
その事実を伝えると悲しみ目に涙を浮かべてくれた母の友人たち。
目に見える速さで
受け止めきれないスピードで
母はどんどん弱っていく。
吐き続け、鼻血も止まらない。
何もしてあげれない自分が本当に情けない。
声にならない痛み、
言葉にできないつらさ、
分かってるはずなのにその矛先が自分へ向けられると現実と向き合うのが急に怖くなって
何回も何回も覚悟もしてきて、
だから悔いなく終わりたくて
だけど、
現実は自分が思ってたより何倍も残酷だった。
痛みや、身体の不自由さからくる母の苛立ちを私は受け止めてあげれない。
母と向き合おうとする度に増える自傷痕。
親不孝でごめんなさい。
それでもお母さんを愛してる、