辺戸岬を後にして次に向かったのは『大石林山』。

素直に「おおいしばしらやま」とは読まないであろうことは容易に察しがついたが、例によって読み仮名を確認すると「だいせきりんざん」。あっ、そう・・・。

読み仮名に難儀している場合ではなく、ここは先日行った「斎場御嶽」を思い起こさせるほど難儀を強いられる場所だということを私は知らなかった。山登りだった・・・。

わざわざ南国・沖縄まで来て、なぜトレッキング?

私が納得する、しないに関わらず、保護者はとっとと歩いて行った。

明らかに私達より年配だと思われる観光客たちもズンズン歩いていた。健脚ぶりが羨ましい・・・。

 

大石林山は、琉球石灰岩が風雨により浸食されたカルスト地形の場所で、自然豊富で、なおかつ神聖な場所らしい。

四つの散策コースがあり、私の意向を無視して、保護者は最も難儀だと思われる『美ら海展望台コース』に行く気満々だ。その元気はどこから湧いてくるのか・・・。

私だけ入口で待っていても全然良かったのだけど、保護者が強要するので、嫌々ながら付き合うことにした。

それにしても、あそこを目指して山を登ることの楽しさが想像できない・・・。

道中は南国らしい植物のオンパレードだ。

 

保護者は、疲労感たっぷりの私など構うことなくマイペース・・・。

他の観光客の方が「写真を撮りましょう」と言ってくれたので、わざわざお断りするのも大人げないと思い1枚だけ撮ってもらった。モザイクに隠れた私の表情は、疲労のためかなり引きつっている・・・。

苦行して登った末にあったのは海を見渡せる光景。

中央やや右側の突き出たところが、さっきまで居た「辺戸岬」。下から「大石林山」を見上げていたほうが良かったな・・・。

保護者が選んだ「美ら海展望台」コースもようやく折り返しだ。ここからは、嬉しい嬉しい下り坂~♪

人生の下り坂は困るけど、今は下り坂が大好物だー。

やっと下に戻れると思うと、心にもゆとりが生まれるもの。終盤になってようやく琉球石灰岩の奇形さを実感中~。

ゴールを前にして保護者は達成感いっぱい。

苦行から解放された私も、心の底からグリコポーズで喜びを体現した。

さっき、「写真を撮りましょう」と言ってくれたご夫婦が再び「写真を撮りましょう」といってくれた。

お断りするのもどうかと思い、再び撮ってもらうことになった・・・。

達成感は感じたけど、脚の筋肉がプルプルして上手く達成感を表現できない霜月の午前走る人