給料日になると、奥さんから「仕事の合間を見計らって給料を下ろしたら、○○銀行に入金しておいて」と恒例行事が課せられる。

 

 ◇◇銀行のATMに出向いて給料を引き出し、○○銀行に移動して入金するという単純なものだ。高齢行事と変換してもよさそうなおつかいだ。

 

 いつものように、◇◇銀行に出向きATMを操作して給料を引き出したら、見慣れない顔と出会った。

 

 北里柴三郎さんだった。

 もちろん、新紙幣の流通が始まったことは知っていたけれど、私にとっては初対面の人だ。

 

 本当は渋沢栄一さんと出会いたかったけれど、渋沢さんには出会えない経済事情が私らしいところだ。残念・・・。

 

 思えば、1000円札の肖像になった柴里さんも夏目漱石さんも、そして伊藤博文さんも見事な髭を蓄えている人ばかり。

 

 ついでに言えば、新渡戸稲造さんも、懐かしい聖徳太子も立派な髭。

 

 退職したら髭もアリかなと呑気に考えたりしていた文月の25日¥