実は、密かに心に決めていることがある。

今年いっぱいをもって、職場を退職する考えだ。

当然、家族とも話し合い済みのことではある。

予定では来年で定年退職を迎えるわけだが、いろいろと思うところがあり、定年退職を数か月前倒して退職しようと決めた。

 

先月から今月初旬にかけて過ごしたゴールデンウィークも今年が最後。

来年からは毎日がゴールデンウィークのようなものだけれど、一年中が祝祭日のようなものだと言えなくもない。

仕事をしている現在は当然、休日はありがたいわけだが、それが毎日となると心身にいろんな違和感が生じるであろうことは容易に想像がつく。

実際のところは給与も入らなくなるし、僅かばかりの年金をいただいて質素に質素に超質素に暮らしていくという現実が待っている。

当然、日々の行動範囲はグっと狭くなり、家の中から一歩も出ない日があるかもしれないだろう。

さらに、仕事から離れることによって、社会から隔絶されたような感覚に陥らないとも限らない。

ズーっと働いてきた日々が一変するのはどんなものだろうと私なりに想像してみるけれど、やはり想像の範疇を脱しない考えばかりだ。

来年の今頃をどう過ごしてたらいいのかを少しづつ考えながら、残る7か月のサラリーマン生活を全うしようと思っている皐月のこの頃時計