今日は『春分の日』。

せっかくの休日だというのに、朝から寒い。

私の希望としては、「こんな日こそコタツのお世話になって、ゆっくり、まったり、ダラダラと過ごしたい」のだけれど、奥さんが「どっか行く?」と聞いてきた。

すなわち「どっか連れて行け」ということだ。

 

ということで、あてもなくでかける羽目になった。

車内では行先を告げず、「どうせなら、誰も行かなそうなところに行ってやれ」と思い西目屋村という山村に向かった。

世界自然遺産『白神山地』の玄関口で、こんな寒い日にわざわざ出かける変わり者はそれほどいない。

『道の駅津軽白神ビーチにしめや』に到着した。

「こんな寒い日だから、来訪者はほとんどいないだろう」という予測に反して、ちょうどお昼時だったこともあり意外にお客さんがいた。

店内に鎮座していた『熊ねぷた』。かわいい・・・。

特に目的もないまま西目屋村まできたけれど、奥さんの顔にガッカリ感が垣間見えた。

こんな時こそ空腹を満たしておけば、ガッカリ感が消えることは学習済み。

というわけで、弘前市まで戻って我々も昼食を摂ることにした。

こんな寒い日は、五目あんかけラーメンの一択っ!

熱々でトロトロの餡があれば、冷えた体も心も温まること間違いない。

一歩間違えば口の中を火傷するけど、このとろみが何とも言えずありがたい。

とりあえず、プラマイゼロまで奥さんの評価を押し戻した気がする弥生の寒い「春分の日」照れ