能登半島地震の発生から早いもので10日余りが経過した。

不幸にして亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げるとともに、被災された多くの方々に心からお見舞い申し上げたい。

被災建物に住み続けている人、避難所で暮らす人々、多くの被災者が不自由で不安な日々を余儀なくされていることに心が痛む。

東日本大震災は春先に発生した大惨事だったけれど、この度の能登半島地震は厳寒期に見舞われた大惨事だったことから、被災者も救援者側も厳しい寒さとの戦いも強いられている。

せめて、暖かい居住環境が提供された上で、食事を始めとする必需品が十分に行き渡ってほしいと切望するばかりだ。

翻って、津軽でも地震が発生した場合のことを考え、我が家の灯油タンクを確認することにした。

灯油を切らしてしまうと暖房も風呂も何も使えない暮らしを強いられることになる。我が家の暖房のエネルギー源だ。

タンクに積もった雪をどけて、おおよその残量を確認すると、「あっ!」。

写真では分かりにくいけれど、「空」寸前。

いったん空っぽにしてしまうと、足せばよいというものではなく、業者さんの対応が不可欠となり、余計な出費を強いられる。

出費はともかくとして、灯油ボイラーが使えるようになるまでの間は暖房無しの暮らしが待っている。あぁ、考えただけでゾッとする・・・。

その後、急いで灯油タンクを満タンにしてもらい、事なきを得たけれど、危なくセルフ被災者になるところだった。

我が家の危機管理レベルの低さを再認識した睦月の12日ガーン