先日、暖房器具の前に長靴を干した。雪国ではよくあることだ。
裏返そうと思って長靴を手に取ったら、長靴のかかとが破れていることに気が付いた。
そういえば、なんだか去年辺りから長靴の中が冷たいと思っていた。
まっ、今頃気が付いた私も私だ。
お恥ずかしい話になるかもしれないけど、この長靴を履いてから10年は経つ。
寒くなると物置から引っ張り出されて、厳寒期には大活躍、ようやく春が訪れる頃には再び物置の中へ・・・。
よくよく考えると、10年以上にわたって黙々と働いてくれたのに、暖かくなると毎年物置に仕舞い込まれるのは実に気の毒な話だ。
当然、次の長靴を買わなきゃいけないのだけれど、この長靴は春まで捨てないで、春を見届けさせてあげよう。
それがせめてもの恩返しだと思う睦月の大寒の日[E:#x1F460]
