我が家から比較的近い場所に、先日、ケーキ屋さんがオープンした。
繁華街やショッピングセンター内にオープンするのなら納得もするけれど、こんな田舎(郊外)に?確かに新幹線駅舎からもそれほど離れていないし、旧国道沿いへの立地だけど、いま一つシックリこない日が続いていた。
そんなある日、奥さんが「先日オープンしたケーキ屋さんに寄ってみよう」と言い出した。
「今日は誰かの誕生日だったっけ?」「いったい何の記念日だろっ?」と記憶をたどってみたものの分からない。
「まっ、敢えて反対はしないでおこっ。おこぼれにあずかれるかもしれないし・・・」と思い直し、ケーキ屋さんに向かった。
〝パティスリー・アヴァンセ〟って読み方で合ってるんだろうか・・・。ケーキ屋じゃなくてパティスリーときたかぁ・・・。おしゃれ・・・。
パティスリーという単語を目にして、恐る恐る店内に入った。ちなみに奥さんは堂々と店内に入ったぁ。

ショーケースには小ぶりのケーキが整然と並んでいた。その向こうには女性らしきケーキ職人さん。いや女性らしきパティスリーさん。
ん?どこかで見たことのあるような光景・・・。いったい、どこで見たんだっけ?
奥さんが「2個ずつ買おうか?」
「全く異議ありません」
何の記念日かなど、この際どうでもよかった。きっと、間違いなく美味しいだろうなぁー。

支払いの段階になって、奥さんがスタンプカードを取り出してハンコを押してもらった。えっ?カードを持ってる・・・。ってことは初の来店じゃないのかよぉー。初めては俺だけ?
NHK連続テレビ小説『まれ』の場面に似ていたことを思い出すのに時間を要した水無月のある日[E:cake]

