奥さんの会社が7月-9月の3か月間にわたって、節電に協力するということでも土曜日が出社となり、代わりにウィークデーのうちの一日が休日となった。この日の土曜日はその初日の出社。「好きなことができるゼ・・・」。そう思っただけで、金曜日の夜からワクワクしていた。
その土曜日、奥さん「じゃあ、行ってきます」と少し面倒臭そうに。私「おー、行ってらっしゃい。いっぱい仕事してこいよ」と居間から返事。「さーて、夕方まで何しよっかなー」と思う間もなく、「できるところだけでも掃除しといてね」と奥さん。
聞こえないふりをしてスルーすればいいものを、調子に乗って「おー、分かった」と私。朝からパソコンを起動し、しばらくはパソコンに向かうが、「掃除をすると言った手前、風呂ぐらいは掃除しとくか」と思い立ち、風呂掃除と玄関掃除に着手。
時計を見ると、まだ全然余裕の時間。「たまにはサービスしてやっかー」と思い、家中にはたきをかけて、掃除機のスイッチをON。掃除機の騒音で、次男が起床。「お前も何かやれっ!」と役割分担を提案。「まず朝飯食ってから」と次男。それもそうだと思い、再びフルパワーで掃除機を操る。
掃除中に、長男の嫁さんから『父の日』にもらったプレゼントの袋を発見。忘れていたわけではなかったが、後でゆっくりと開封しようと思い半月近くが経過していた。「どれどれ、半月熟成させたプレゼントは何だろー」と思いながら開封。おぉ、ポロシャツ(=写真上)と短パン(=写真下)じゃないか。
「ありがとう、これを身につけて、夏を涼しく過ごさせていただきます。あざーす」と感謝しつつ、掃除を再開。フローリングのモップがけも終え、観葉植物に水も補給し、残りはトイレ。
役割分担といってみたが、次男は洗濯に没頭。「しょうがない、最後にトイレ掃除か・・・」と思ったが、「『できるところだけでも・・・』って言ってたし、できなかったってことでいいや」と思い直し、トイレ掃除はパス。明日、奥さんにやってもらおう。私が女神様になってもしょうがないし・・・。
それに、全部やっちゃうと、癖にされることが最も怖い。「また、お願いね」などと言われようものなら、せっかくの土曜日を嫌いになってしまう。『何事もほどほどが肝心。明日できることは、今日しない』と自分に言い聞かせ掃除終了。
それでも半日が潰れ、午後は久しぶりにまとまった時間をパソコンに充てる。いつしか夕方になり、そろそろ奥さんの帰宅時間が迫る。「掃除しといたし、今日はだいぶ褒められるゼ」と自己満足しながら・・・。
来ない。「6時か、そろそろ仕事も終わったな」。「7時か、いくら何でもそろそろ来るだろ」。「げー、8時だぜ。腹減った」。その後帰宅した奥さんは、初の土曜出社に加え、忙しかったらしく、ぐったり。
勿論、奥さんからは掃除には触れずじまい。せっかく、やっといたのに・・・。遅い夕食を済ませ、がっかりしながら寝た文月の土曜夜[E:house]