すでに日が変わり、11日の土曜日。「11日」といえば、あの大震災からちょうど3か月。「辞めろー」とか「辞めないっ」とか、被災者不在の泥仕合に終始する『政治屋』さんに幻滅している中で、明るいニュースを目にした。
すでにご存じの方も多いと思われるが、このたびの大震災に伴う大津波で、壊滅的な被害受けた場所の一つ、宮城県南三陸町の旭ヶ丘地区で、週に1回程度、住民による川柳大会が開かれているという。
支援物資の配給場所となっている集会所の前に集まって、地域住民が創った川柳を区長さんが読み上げるたびに、大きな拍手と笑いが沸き起こり、地域を挙げて苦境を吹き飛ばしているとのことだった。
『大津波 パパのへそくり 泥のなか』
『家借りて 整理する日が おそろしい』
『流された 家より惜しい 味噌のタル』
『災害が 冷えた夫婦の よりもどす』
詠まれた句のほんの一部だが、いずれも大津波による甚大な被害を詠みながらも、クスリとさせられるユーモアに溢れていた。この地区の人々のセンスと、苦境を乗り越えて明日に向かって歩んでいこうという力強ささえ感じた。
大震災・大津波からの復旧・復興が進み、平穏な日々が訪れた時には、川柳大会もその役目を終えることになるのだろうが、それまでは川柳で苦境を吹き飛ばしつつ、できればこの国の役に立たない『政治屋』さん達をも痛烈に笑い飛ばしてもらいたいと願っている水無月の11日[E:rock]