本日も仕事。頑張り過ぎて14時に完了。「明日からは再び通常業務だし、今日のところは帰宅しよっ」。それだけで疲れがとれた気がした。単純な心身構造だ。Dsc_0012_2



 得したような気分で、「時間もあることだし・・・」と思い、帰宅途中に我が家からほど近い青森港フェリー埠頭に立ち寄る。青森港は津波被害がなかったものの、本州と北海道を結ぶ物流の拠点だ。全国的な物資不足の折、物流の動きが気になった。ちょうど函館発-青森着のフェリーが到着した後らしく、多数の貨物トラックがフェリー埠頭から道路に繰り出して行った。「おー、頼むぞ。岩手や宮城、福島にどんどん物資を運んでくれー」と車窓から見守る。「頑張れー、コンボイ軍団。被災地は君達の到着を一刻も早く待ってるぞー」と見つめていたら、胸が熱くなった。どうぞ安全運転で・・・と見送った。



感激し過ぎて、写真を撮り忘れた・・・。コンボイ軍団が颯爽と去った後は、逆に函館行きの車両が乗船する(写真=上)。「北海道にも物資は送らなきゃなー」と思い、函館行きの航路の無事も祈った。Dsc_0017



 「勇気づけられた光景だった」と思いながら帰宅。まず、居間から白鳥を確認。我が家の前にいないってことは、100m程離れた場所か?と外に出ると、いたいた。エサを片手に池の淵まで歩いて行くと、向こうから白鳥がノコノコと歩いてくる(=写真中)。だいたい20羽くらいだろうか。他の白鳥は一足早く北の地へ旅立ったのだろう。ひととおりエサをあげるが、物足りなさそうな表情(に見えた=写真下)。「ごめん、物資不足の折、今日は勘弁してくれー」と、白鳥に背を向けて自宅の中へ。居間の窓から見下ろすと、まだ待ってるように見えた。「本当にごめん。俺、最近は買い物に行ってないんだよ」との思いが伝わったのか、伝わらなかったのかは白鳥のみぞ知るところだ。Dsc_0021



 昼寝から目覚めた奥さんが「早かったね」と言うので、私「秘めていた実力を出したから」。聞けば、奥さんは午前中に長男夫婦の家に遊びに行ってきたらしい。長男は仕事だったが、長男の奥さんと、去年生まれた赤ちゃんの女3世代で交流してきたらしい。「女同士の連絡網が早くも築かれつつあるぞー」と私が身構えたのは言うまでもない。



 幸い!?にも洗面所の蛍光灯が切れたらしく、奥さん「蛍光灯買わなきゃ」。ナイスだ!!と思ったが、私「しょうがないなー」と言いつつ、近所のホームセンターに向かうことに・・・。しかし、意外とフラストレーションが解消された感がない。思えば、あのコンボイ軍団の力強さを見て、フラストレーションが吹っ飛んでいたのか・・・などと考える弥生の夕方[E:ship]