明後日からの新人戦に備え、明日には会場入りし、前泊で大会に臨む次男達。自分達の学年が中心になって臨む最初の大きな大会だった。これまで上級生の中に交じって試合に臨んでいたが、今度は頼れる上級生もなく、自分達2年生だけで県内制覇を成し遂げなければならなかった。
そんな中で、「明日は『文化の日』でお休み。へへへ・・・」と気分良く仕事をこなしていた私。無事に仕事も済み、帰宅という時になって大雨。「明後日の試合開始までには止むんだろうか」と思いつつ帰宅すると、次男から「大雨で帰れない 迎えに来られない?」のメール。分かりました。行きましょう。
学校に着くと、次男「○○(次男のチームメイト)も乗っけて!」。私「おー、何人でもいいぞ」。次男「一人だけでいいから」。私「お、おぉ」。次男も時々、〇〇君の父兄に乗せていただいて帰宅したことも多々あった。いつもの通り、お互いさまだった。
次男と異なり、普段から愛想の良い○○君。「すみませーん、ヨロシクお願いします」という声は同じだが、今までと何か雰囲気が異なる。なんと丸坊主にしていた・・・。
私「あらっ、〇〇君、スッキリしたなぁ」。○○君「この前、バッサリと切りました(笑)」。私「おっ、すげぇ。気合入れ直したなぁ。頼もしいっ!」
「肩は完治したか?」「脚の具合はどうなった?」としつこく聞く私に対して、いつも通りに丁寧に受け答えする○○君。しかも、大会直前に丸坊主になって気合を入れるのだから、本当に模範的なチームメイトだった。
○○君を自宅に届けて、私「じゃあねぇ。大会頑張ってー」。○○君「ありがとうございました」。次男「じゃあな、明日」。
我が家に向かう途中、私「○○君、気合入ってんなぁ」。次男「○○君だけじゃなくて、2年生のほとんどが最近、自主的に丸坊主にしてる」。私「え~~~。で、お前は?」。次男「俺もこの前、切ってきた」。それは知っていたが、丸坊主にするほどの気合は入っていないらしい・・・。
私「皆の気合の入り方を見て、○○(監督)も喜んでるだろー」。次男「『髪を切っても強くならねぇぞー』って言ってた」。とは言いつつも、監督だって選手達が丸坊主にするほどの気合を頼もしく思ってるはずだ。
裏返して言えば、「今までのようには勝てないぞ。自分達2年生が頑張らなければ」という危機感が次男達を突き動かしていたことは明白だった。次男はちょっとだけ突き動かされたみたいだが・・・。
夕食を済ませ、明日からの3泊4日の大会に備える次男。先日急遽調達したスパイクのスタッド(ピン)を交換し出した。
私「もう減ったかぁ?」次男「ちょっとね。いちおう、新しいのに交換しておこうと思って・・・」。私「どれっ、俺に貸せ」。次男「自分でやるからいい」。私「俺も片っぽだけでもやりたい」。次男「いいから、俺がやる」。
まだ使ってから数週間というのに、スタッドを新調し大会に臨もうとしている次男に、ちょっとだけ気合を感じた霜月の夜[E:shoe]