他の人に比べて美的感覚が乏しいのか、芸術的センスが磨かれていないのか、はたまた季節感がないのか分からないけど、とんと紅葉には興味がなかった。
「紅葉を愛でるのは、もっと歳を重ねてからでいいや」という気持ちが少なからずあったのも事実だった。もう十分に中年になっているのに・・・。
これまでの反省に立ったわけではないけれど、仕事の都合で十和田市まで出掛けることになったので、帰路は八甲田山を縦断することにした。もう、とっくに紅葉のピークを過ぎていたのは知っているけど、間もなくやってくる降雪シーズンを前に、今年最後の八甲田山縦断のつもりだった。




途中で車を停車して、外に出てみた。まだ鮮やかに紅葉しているものもあれば、落ち葉として地面に敷きつめられている枯れ葉もあった。
落ち葉を見ていて、また悪い癖が始まった。
[E:note]落葉の舞い散る停車場は 悲しい女の吹きだまり
だから今日もひとり 明日もひとり 涙を捨てにくる
真冬に裸足は冷たかろう 大きな荷物は重たかろう
なのに今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる
一度離したら 二度とつかめない 愛という名のあたたかい心の鍵は
最終列車が着く度に よく似た女が降りてくる
そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる[E:note]
ついつい口ずさんでいた~(笑)
日が傾きかけていたので、再び急いで帰社したけれど、まだ車内で歌っていた神無月最後の日[E:maple]