リク、虹の橋を渡る。 | またたび日記

またたび日記

猫界のワタナベトオルことソラとその弟のリクの日記です。たまに実家のわんにゃんも出てきます。

今朝、8:10頃リク(3歳11カ月)が虹の橋を渡りました。






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※これは昔の寝ている写真です。




3月ごろから吐くのが目立ち、4月に病院に連れて行き血液検査をするも分からず、更に吐くのが増えたのでステロイドを飲むことになりました。次第にご飯を食べなくなってしまったので、平日夜間までやっている病院へ連れていくことに。体重がとても減っていたので胸のあたりにしこりがあるのでは?と先生が言いました。エコー検査をしてもらうと、脾臓がはれているかも、と。なくてもいい臓器なのでおかしくなっていたら取ってしまいましょうということで試験開腹をしました。




結果、はれていたのは脾臓ではなく、腸管膜でした。おまけに胃の上下の臓器が互いに癒着しており、腸がぎゅっとしてしまっていることで吐き気が起こっているのでは?とのことでした。1cmくらいのしこりも散見しており、このときは何もできず、しこりの一つを病理検査に出すことになりました。




病気はリンパ腫とのことでつまりはガンです。でも猫のガンは人間のと違って、抗がん剤で治ってしまうことがあるんだそうです。ただし費用は月に10万円くらい。それでもなんとか抗がん剤治療に持っていこうと思っていました。あと白血病ウィルスがないのにリンパ腫なのは珍しいとか。




ところが病理検査の結果、「未分化がん」だということがわかりました。治療法がないのだと言われました。それでも少しでも長く生きてほしかったので効くかはわからないけど抗がん剤治療をすることにし、昨日一時退院をさせました。お家に帰るとトイレにかけこみ、我慢していたかのようにおしっこをしました。




でもじっと座って眠っているリク。明日の夜また入院だからとそっとしつつも一緒に過ごしました。ほかの3にゃんはなんだかよそよそしい。病院のにおいとかほかのペットのにおいがついていたのかも・・・。




朝、リクが見当たらない。あちこち探したらソファの後ろの窓際で苦しそうに呼吸をしていました。体は沢山吐いたのかぐっしょり濡れていました。抱っこして広い部屋へ移動。脱水症状を起こしているのかな?つらそうでした。また病院に連れて行こうと、タオルで包んだらとても嫌がり、さぁ出かけようってところで声を振り絞って鳴きました。行きたくないって歩けないのに逃げようとしました。




発作のような感じになり、何回か苦しそうに大きく鳴いて、だんだん呼吸が細くなりました。私たちは「もういいよ、ありがとうね」とお別れを言うことが出来ました。長く生きてほしかったけど、あの状態で延命は本人が辛いだけなのかな、飼い主のエゴなのかな?って思っていたのでどこかほっとしたところもあったのが事実です。




高い、抗がん剤治療を始める前に虹の橋を渡ったリク。私たちに気を使ったのかな?という気がしてしまいました。お客さんの膝の上にも乗ってしまうくらいひとなつこくて、いい子でした。新入りの面倒も見ていいお兄ちゃんでした。先生にもゴロゴロ甘えていました。うちにいたのは3年半ちょっとだったけどとても幸せな時間をくれました。今は痛みも苦しみもない虹の橋で元気に走り回っているのかな。




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発見が遅かったことを反省して、他のにゃんこも定期的に健康診断を受けさせることにしました。お世話になった先生方、ありがとうございました。




夜、リクが吐いていたのに眠っていて全く気付かなかったのには反省です(ノ◇≦。)


ブログやリアルでお世話になったみなさん、ありがとうございました。






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※初めてうちに来た日の写真




リクとうみとカイの可愛い動画はおかげさまで色んな番組に取り上げられました。みんなをほんわかした気分にさせてあげられてよかった


日曜日に火葬しにいく予定です。リク、本当に今までありがとう。