イギリスにはあまりファミリーレストランがありません。でも最近は大人だけ相手にしていたのでは商売にならないらしく、パブが模様替えをしてファミリーレストラン風になって来ています。そうは言っても今までは14歳以下の子供は出入り禁止だった名残りか、まだ静かな、大人の雰囲気を保っているような気がします。 昨日、久しぶりにピザハットに行きました。なんとそこは日本のファミリーレストランの様(ごめんなさい最近は違うのかな?) テーブルの周りを子供たちが駈けずりまわり、母親たちはおしゃべりに夢中で、周りの迷惑なんて、まったくおかまいなし、久しぶりに親のしつけの悪さに腹が立ってきました。私の子供嫌いのルーツです。イギリスはこんな国ではなかったはずですが、時代とともにいろいろ変わってくるのですね、

責任感ゼロ。イギリス人(イギリス人に限ったことではないようですが、)はまったく責任感のない国民です。この国に14年住み着いて嫌というほど感じています。「私のせいじゃない」が口癖の国民性

我が子にはそんな大人になってほしくないものです。

責任感を育てるには、まず、人のせいにしないこと。 ころんだら「こんなところに誰がおもちゃ置いたの!」

ではなく、「よく見て歩こうね、」 机に頭をぶつけたら「悪い机さんですね、め!」ではなく「痛かったね、気をつけようね、」騒いだら「静かにしなさい! おばちゃんがにらんでるよ」ではなく「あなたが騒ぐから、うるさいなって、みんな迷惑しているんだよ、今は静かにしようね、」 事の起こりは全部自分から発している事を教えてあげましょう、日本で子供をどんな子にしたいかと聞くと半数以上が人に迷惑をかけない子と答えるらしいですね。でも迷惑って人によって感じ方が違うって思うんです。 子供嫌いの人は子供の相手をさせられるのは迷惑といい、子供好きな人は楽しいと言う。責任感のある子は人に迷惑をかける事はありません

もっとも、自慢のわが息子はイギリスで育てた為か「僕のせいじゃない」とよくのたまわる、困ったものです。

また明日。