つい先日のこと、我が家にありんこ部隊出現、テーブルの上に砂糖でも落ちていたのでしょうか、2~3匹発見、あらあら!冬のために備えて働きアリさんも大変、なんて思いながら手ですくって庭に出しました。ところが大変、ありんこが部隊を編成してやってきたのです。始めのうちは主人も息子も、テーブルを何度も拭いたり、キッチンをこまめに拭いたりと努力をしたのですが、一向に治まりません。ありんこを一匹一匹を追って行くと行儀良く列をなして一本道を登ってくるではありませんか、とうとう入り口を発見しました。

ありんこと言えば、 息子が3~4才の頃でしたか? いつもは誰とでも仲良く遊んでいるのですが、ひとりの子とは遊ぼうとしないのです。何故だろうと思い聞いてみると「アリさんをみんな踏んじゃうから」「どうしてやめようって言わないの?」「ダメって言ってもやめないから、アリさん可哀想」 なるほど、こんな小さな子でも自分で友達を選ぶ事できるんだなあと妙に感心してしまいました。息子の選択は正しい?「類は類を呼ぶ」、親の出る幕ではないかなと、その時、私は何も言わずにいました。自分の目を信じて友人を選んでいくって大切な事ですよね、虫の話になると色々な思い出が沢山あるのですが、また何かの機会にお話しますね、思い出すだけで身の毛もよだつゴキブリ館の話なんかは皆さんは聞きたくもない話のひとつだと思いますので、永久ボツかな? ところで、我が家のありんこ部隊の話に戻ります。ありんこもなかなか可愛いものですがそうも言っていられません、みんなでガーデンセンターへ殺虫剤を探しに行きました。あるはあるは、でも、みんな殺してしまうのばかりなのです。何軒か回ったところに虫を寄せ付けないと言う薬を見つけて、購入しました。これでダメなら仕方がないので、殺してしまうしかないかと思っていたのですが、見事な効き目でした。蟻の入り口のあたりにスプレーしただけで蟻はみんなきびすを返して戻って行きました。

めでたしめでたし、の巻き。 また明日