一緒に暮らす義理の母の希望で、かに本家に行ってきました。

僕は今までの人生でカニにさほど興味は無く、カニカマとカニクリームコロッケさえあれば幸せになれたので、カニ専門店なんて初めてです。

カニづくしのコースを堪能。ズワイガニのお造りは甘くて美味しかったです。全体的に優しいお味で、個室で上品でゆったりとした贅沢な時間を過ごさせていただきました。

母はそこで僕に大切な話をしたかったそうで。
今後の自分の身の振り方についてずっと悩んできたけど、いろんな気持ちが渦巻いてブレちゃって決めきれない。このまま羊くんと暮らし続けることが羊くんにとって負担になるなら、それは申し訳ないからちゃんと話してほしい、そう伝えられました。


母は本当に可愛らしい人で、とにかくお出かけするのが大好き。いつかどこどこに行こう、なんて話をいつもしています。
一緒にラーメンなんか食べると、あのラーメン美味しかったねー、なんて次の日まで言い続けます。
人混みを二人で歩くときははぐれないように僕の服の裾をずっと掴んでいます。
近くのスナックで飲み過ぎて家に帰れなくなります。

そんな母が、これから一人で生きていくなんて、とても無理なんじゃないかと思えるのです。

僕は別に迷惑してないし、母の望むタイミングまで一緒に生活するつもりだよと伝えました。ただ、自分の家は自分の家として確保はしておきたいとの意思も伝えました。

母は感謝してくれました。今までの生活も本当に毎日楽しかったとも伝えてくれました。
中年羊はこうゆうのに本当に弱い。おしぼりで涙拭いてました。


もうしばらく、血の繋がらない親子の二人暮らしは続きそうです。