並んでみた結果、並んでまで食べるようなものか?みたいな疑問符が付くことのほうがほとんど。
僕の住む地域では国民性なのかわかりませんがやたらと並びたがる人が多い。
ラーメンチェーン店のリニューアルオープンとか、地元に長く愛されてる有名店とか。
話題の新店舗とかなら尚更行列できちゃいます。
SNSの普及で、有名店に並んだ苦労の結果、ご飯にありつける特別感みたいなものが簡単に共有できてしまいますから。並んでゲットできたら簡単にマウント取れちゃいますもんね。まあ、みんながみんなそんな目的では無いのでしょうが。
ウチから徒歩圏内に、この地域ではしばらくの間トップの人気を誇るラーメン屋があります。
平日の雨の日、近くまで来たので興味本位で並んでみることに。
さすが人気店。平日でも雨でもしっかり行列ができており、一時間並ばされました。
僕はその営業日の最後の客だったらしく、最後尾は誰もいません。
僕が入店するころにはとっくに閉店時間は過ぎていましたが、店内は満席。さすがです。
担々麺が食べたかったのですが、売り切れ。絶望で目の前の券売機がモノクロに見えましたがなんとか我に返り看板メニューを注文。
お値段、二千円。
さんざん並ばせて、ここまで強気な価格設定。ハードルは上がるばかりです。

着丼。
なんつーか、上品なのはよくわかります。
まずはスープから。
ん?味が薄い?
コクは感じられますが、上品通り越してかなり薄味仕上げ。本当にこれで合ってるのか?
次は麺。他の店ではあんまり見ない真っ白なツルツル麺。見た目は綺麗ですが、ラーメンを感じない。素麺やひやむぎに近いと言いますか。
はっきり言って、好きじゃない。
カウンター席で食べ進めながら、何度も首を傾げてしまいました。
なぜこのラーメンにあれだけの行列ができるのか。
並んで食べた人はみんなこれが美味しいと思うから並んでいるのか。
二千円も出して食べる価値のある一杯だったのか。
とにかく食べながら頭の上にははてなマーク付きまくり。同じようにカウンターで食べている人のリアクションなんかも観察してましたが、よくわからなかったんです。
昔、ラーメンをテーマにしたドラマがあって、(どんなドラマやねん)好きで毎週観てましたが、主役の鈴木京香が、並んでまで食べに来る客に対して、
「彼らはラーメンを食べてるわけじゃないの。情報を食べてるの。」
ってセリフがありまして。あーなるほど、なんて納得したことが20年近く経っても忘れられないのです。ドラマの内容全く覚えてませんが。
今回の経験はまさにそれを裏づける結果となりました。ちょっと高い勉強代になりましたが。
帰り道に物足りなくてファミチキ買って食べましたけど。そっちのが上手いと思っちゃう僕は食べログは信用しちゃ駄目なんでしょう。
自分の足で、好きなお店を探すのが良さそうです。
JW時代の行列と言えば、地域大会ですかね。
最終日、聖書劇が上演される日は30分ぐらい早く家を出たりして。
開場時間になると我先にダッシュして席を確保するみたいな光景が毎年見られました。
あれ、あまりに浅ましくて見てらんなくて。
古い人格が夏のあの一瞬だけ見えちゃってるのがもうダサい。
あんまり並ぶことに良い思い出が無い中年羊でした。