父の散骨に行ってきました。


我が家には墓が無いので、父、祖父祖母、曽祖父のお骨が長年放置されたままになっており。

まとめて4人分の散骨をしてきました。


親族と父の友人、もちろん母も一緒に、特急列車に揺られ、鳥羽の港に到着。そこから高速船に乗り、散骨スポットに向かいます。


あらかじめ骨は水溶性の袋に入っています。

一緒に、水に溶けるメッセージカードを渡されました。


貴方の息子で良かったです。安らかに眠ってください。


汚い字で書いたカードと、お骨の入った袋を、散骨スポットで撒きます。


そのあと、用意してあった花を海面に浮かべます。それが儚げで綺麗で。


撒きながら、自然と涙がこぼれます。

散骨スポットを悼むように2周ほど周回してから、高速船は港に戻ります。

あっという間のセレモニーでしたが、貴重な経験ができました。


帰ってきてから気がついたのですが、復活してきた父に会いたい、といった感情は微塵も湧いてきませんでした。JWの囚われからはほぼ完全に自由になったんだと思います。ただ、静かに別れを受け止める。そんな自分がそこにいました。

港に帰って、海風に吹かれながら吸うタバコは格別でした。


今年は、ずっと父に寄り添ってきた一年でした。排斥により会えなかった20年を埋め合わせることはできませんでしたが、今まで以上に父の存在を感謝できる期間だったなと感じます。

来年からは、また一人で生きていかなきゃいけません。しにたい、なんてこぼすような人生では父に顔向けできません。
父の背中を見て得た自由を、自分の人生に活かして、生きていこうと思います。

今年は本当に辛い時期に皆様の支えがあり、本当に感謝しています。皆様からの励ましの言葉は僕の今後の人生の財産です。

本当に、ありがとうございました。


この投稿が恐らく今年最後になります。


皆様、良いお年をお迎えください。