現役時代、2ヶ月という短い期間だけお付き合いした姉妹がいました。

開拓者学校の同級生で、僕よりもいくつか歳上。開拓者学校の同窓会を企画した際に、姉妹たちの連絡をその姉妹にお願いしたことがきっかけで付き合う流れに。

というか、僕としてはその姉妹に対して好意はなかったのですが。
同窓会の件で必要があって時折連絡してただけなのに、好意があるから私に連絡してくれてるんでしょ?みたいに言いくるめられ。
まあ別に悪い人じゃないし、JWのお付き合いなんてそんなきっかけで始まるんだろうなと思ってましたので、押される形で交際スタート。
僕にとっては、人生初の彼女でした。


ただ、この人。お付き合いしていくうちにいろんな不可解なことが起こり始め。

彼女は近隣の会衆所属だったので、当時、交友関係は広かった僕はその姉妹の話を友人から聞くことがありました。
その友人は、僕と付き合い始めた彼女に対して、それとなく、友達だからよろしくね、みたいな話をしたそうなんです。

しかし、後日、彼女から電話で、僕の友人から、僕とお付き合いすることに関して思いっきり反対されて、王国会館の後ろで詰められて大変だった、と話してくるのです。

なんかただの行き違いとかのレベルで済まされないなと思った僕は、彼女と同じ会衆のその友人を呼び、真相を確かめることにしました。

やはり、彼女にそんなことは言ったことないし、第一、そんな話を王国会館で集会後に堂々とできるわけがない。彼女が嘘をついていたことは明白でした。


ただ、わからないのが、なぜそんな嘘をついたのか?

嘘をついた目的がわかるならそこについて対応すれば良いと思うのですが、あまりにも不可解だったため、これは一種の病気のようなものではないかと推測。もしそうであれば、今後お付き合いを続けるのは不可能だと判断し、お別れすることに。

もちろん、この一件だけではなく、開拓者学校の同期の子たちに対する噂話とかも酷かったので、まともな人ではないなというのはなんとなくわかっていたのですが。


別れ話がめんどくさくて。嘘をついたことを追求してしまうと、言った言わないの水掛け論になることが予想できたので、あくまで、僕の側の気持ちが冷めてしまい、結婚まで考えられなくなりました、の一点張りでお話しました。ひたすら謝り、なんとかお別れできたのでした。


あのままもしお付き合いを続けていたらと思うと、ゾッとします。中にはとんでもない人があの組織にもいるんだな、ってことが一つ勉強になった出来事でした。

嘘をつく原因が、発達障害とかによるものなら、少し可哀相な気もしますが。もしそうだとしても、周りの人が適切な対応取れていれば、被害は最小限で済みます。

まあ、僕はもう、関わりたくないですけどね。


その姉妹と初デートの時に、弟夫婦に付き添ってもらってイタリアンレストランに行きました。
その時に僕が頼んだメニューが、
ロースト松の実のジェノベーゼだったのですが、
そのオーダーを聞いて何気なく弟が放った一言が、
「ロースト松野明美」
だったんです。
何故かその一言に僕がツボってしまい、イタリアンレストラン初デートの雰囲気台無し。
ゲラの悲しい性です。

タイトルが意味わからないのはごめんなさい、そんなしょうもないエピソードから由来しています。