うだる様な暑さから、過し易くなってきて

 

木々の紅葉が始まり、秋の気配を感じる様になってくると

 

実りの秋、読書の秋、食欲の秋などといわれ

 

秋の感じ方は、人それぞれ違っているとは思いますが、

 

私の場合、歩いていてよく見かける光景の中で、

 

まず天気がよくて、柿の木と屋根を見ると

 

何故か 秋を 特に感じてしまうのです。

 

 

柿と屋根

 

 

柿と屋根

 

屋根は瓦の方が不思議と合う感じがします。

 

 

何故なのかは、正確にはわかりませんが、

 

おそらく、こんな作品があったからでしょうか?

 

「柿の木のある家」

著者:壺井 栄

発行:昭和29年7月25日初版

出版:光文社

 

(今回、むちゃくちゃ古い本で 読んでみたんです)

 

この物語は、文部大臣賞、児童文学賞を受賞した壺井栄の

 

創作童話になります。

 

今の人は、「二十四の瞳」は知っていても

 

壺井栄となると知らないだろうなぁ・・・と思いつつ

 

このお話、どんな物語だったのかをどれだけの人が

 

覚えていらっしゃるのでしょうか?

 

私も 題名は知っていても、内容となると・・・

 

確か教科書にも載っていたような・・・

 

しかし、どんな話だったか 思い出せませんでした。

 

実際、本を読んでみると30ページにも満たない短編モノで

 

した。

 

 

簡単に言うと、柿の木がそこで暮らす人々の出来事を

 

見守っているといった内容でしょうか。

 

今回のこの本には、作者自身のあとがきがあって、

 

「柿の木のある家」は、当時の戦時色にまけて「海のたまし

 

い」として出版されましたが、それが、すいせん図書の候補

 

になったとき、こんな本は、疎開学童たちに我が家をなつか

 

しがらせるからいけないという理由でしりぞけられたと書か

 

れています。

 

でも、26年に児童文学賞、27年には文部大臣賞を受賞しまし

 

た。

 

 

古いからって敬遠せずに、

 

昔、触れたことがあるものなので。

 

もう一度、味わってみませんか?

 

※ここで、改まって本を読むのがめんどい方に、朗報です!

 

本を朗読してる動画があって、youtubeで見れます。

 

聞くだけでいいんです。

 

この「柿の木のある家」もありました。

 

今は、こんな動画もあるんですね~ ちょっとオドロキ。

 

 

習ったハズなのにに、思い出せないってこと 意外と多いん

 

じゃないでしょうか。

 

 

 

 

               また、いつかどこかで。

 

 

 

 

◆◆◆あとがき◆◆◆

 

今回、古い本で読むことにこだわったのは、解説とあとがき

 

が、あるだろうなぁと思ったからです。

 

昔の本は、あとがきや解説がしっかりと書かれていたりする

 

んですよね。

 

そこに書かれていることからすると、この作品は、講談社か

 

ら光文社に移った方の押しで誕生したものであるということ

 

も著者自身のあとがきから、わかったりもしました。

 

そういった事からも、今回読んだ光文社から出版された「柿の

 

木のある家」は、意味のあるもので あったのではないかと。

 

また、こういった作品になると、あかね書房、偕成者、講談

 

社、ポプラ社など数社から出版されているので、また違った

 

解説があるかもしれませんね。

 

 

◆この作品は、1955年(昭和33年)東宝で映画化もされま

 

した。

 

上原謙さん、高峰三枝子さんなどの有名俳優が出て

 

 おられます。

 

見てみたいものですが、ソフト化されない理由が何かあるので

 

しょうか? 古いから?

 

誰かレビューした方いませんか!?

 

これは、パンフレット

 

 

 

 

 

◆自分が子供のころは、柿の木がいっぱいあって

 

よく木登りして遊びました。

 

木の上で、鉄棒みたいに前回りしたりとか・・・

 

柿の木は折れやすいんですが、そんなことはお構いなし!

 

また、高くも登りましたね~

 

近所の子供らだって、みんな登って遊んでいました。

 

今ではあまり見られない光景になってしまいましたが、

 

当時、より高く登れる子もいて、

 

あんな上まで・・・すっごいなぁ!

 

私は、そこまで怖くて一緒には行けませんでしたね。

 

そんな思い出が、柿の木にはあります。

 

柿の木に登ってる写真なんかないよな~と探してみたら

 

なんと、あった!

 

自分でも信じられなかったけど、これ↓

 

 

アルバムの記述から、3歳位と思われます。

 

♪ちっちゃな頃から ワル柿で~♪

 

 

柿も取って、かじった覚えがあります。

 

でも、今は生の柿よりも、干し柿の方がいいなぁ~

 

 

 

 

 

 

◆この「柿の木のある家」は、短編なので、他に3編ついて

 

計4作品で1冊になっています。

 

その中に、「坂道」というのがあって、なんだ坂、こんな坂

 

という掛け声があります。

 

現代だとこれでしょう。

 

 

 

 

♪いけいけマツモト

 

なんだ坂、こんな日も、なんだこら仕事だ!

 

ま~けるなぁぁぁ~ マ~ツモトォォォ!

 

いけいけマツモト!

 

 

私も、坂道はこの掛け声で登るようにしてます!

 

お試しください。

 

 

 

             また、いつかどこかで。

 

 

 

 

 

●おまけ

 

単身赴任先で感じた秋

 

 

ミントがいなくなったので、しばらく行かなかった散歩道を

 

久々に一人で歩いてみました。

 

思い出します、おさんぽでの秋

 

 

もひとつ

 

 

 

 

 

●おまけ・2

 

サッポロポテト発売50周年ということで、

 

バーベQの形になったサッポロポテトが出ました。

 

 

その名も、「逆にサッポロポテト」

 

当然、サッポロポテトの形のバーベQも出ています。

 

もう1つは、サッポロポテトSHARK ベーコンポテト味

 

何がSHARKなのか?

 

お菓子の形が、サメの歯みたいになってることらしいです。

 

シャクシャクした食感で、食べると目ザメる味わいと書いて

 

あります。サメ好きには、たまらなイー?

 

お試しくださイー!

 

 

 

●おまけ・3

 

こんなお菓子がありました。

 

これをお店で見た時

 

私は、ライダースナックの復活か!と思ってしまいました。

 

ちなみに今回は、カードはついていません。

 

シン・仮面ライダーも来年公開ですし

 

ライダースナックの企画がある?ない?・・・?

 

味は、おいしイー!ですよ

 

 

 

※ひと月、3回もブログ更新したのは、6年ぶり位だろうか?

 

それでも読んでくださる皆様

 

ありがとうございます。