甲子園にはさほど興味もなく、今日が決勝戦だということはニュースで知っていたが、結果、京都国際高校が優勝したということはYahooトピックスで知った。

 

 直後、何気なくXのトレンドワードを見たとき、『ハングル校歌』という単語が上がっていた。

 

 僕は知らなかったのだが、京都国際高校の前身は在日韓国人向けの民族学校ということだが、2004年には日本の法律上の『一条学校(学校法一条に定める学校)』としてスタートしている。

 

 Xなどには、どちらかというと京都国際高校の優勝と生徒たちの努力を讃える書き込みが多かったように感じた。ただ、一部には批判的なものがあり、高野連から追放すべきだとか、甲子園の優勝校の校歌としてハングルが流れるのは屈辱的(?)だ、などの書き込みも見られた。

 

 個人の考えを表明すること、それ自体は尊重されるべきだが、京都国際高校がハングルの校歌であることを理由に、甲子園優勝という結果を否定することはヘイトでしかない。

 

 もし、どうしても納得いかないというのであれば、一条学校への認定要件に対してそれはなされるべきだろう。(排他的な要件を加えろ、という考えには僕個人としては反対するが。)

 

 とはいえ、あまり甲子園に興味がなかった僕が、今年の優勝校には興味を持つ事ができた。

 

 京都国際高校のナインの皆さん、甲子園優勝おめでとうございます。