2023年 7月 15日(土)

ヘブンスそのはら 天空の楽園 ナイトツアー


日本一の星空を求めて阿智村へ。

昨年は、雨で断念。

今年は、まだ梅雨明け前でしたが、リベンジということでの再訪でした。


【子供の年齢】3歳6ヶ月


【料金】

高校生以上 2,600円~3,400円

小中学生  1,300円~1,700円

※土曜日などは割増の料金設定となっています。


【チケット】

要予約。WEB、もしくは宿泊先のホテルで予約可能。

QRコードがチケットになります。

私は、事前に宿予約時にナイトツアーの予約もお願いしました。宿の受付時に、QRコード付きの明細書を渡されました。


【持ち物】

敷物は必須。もしものためのライト。

防寒具も用意していきましたが、ウインドシェル程度の薄っぺらいもので十分でした。気温は、7月中旬の梅雨明け前で、17、18℃といったところでしょうか。Tシャツ1枚でも凌げる程度でした。


【アクセス】

スタービレッジ阿智(ゴンドラ乗り場)。

ひるがみ温泉から車で約20分程度。


【駐車場】

約2,000台が駐車可能。

ただし、1番遠駐車場からは、歩いて1kmほどあるそうです。


私たちは、暗くなる時間を見越して、19時30分乗車のチケットを予約しました。19時に乗り場に到着した時は、すでに1番近くの駐車場は満車。でも、1つ隣の駐車場に駐車できました。


ひるがみ温泉からは、宿泊者限定で送迎バスも出ています。ただし、時間が指定されているので、混雑している時には帰り時刻が気になるかもしれません。


【留意事項】

チケットの予約時間30分前の19時頃に到着して、ゴンドラに乗り込めたのが19時40分。星空が期待できない曇り空だったので、空いているかもとも思っていたのに大誤算。星空ブームはまだまだ続いているようです。

ゴンドラに乗り込むまでの長い列。

チケットの予約時間とゴンドラの乗車時間は関係あったのか未確認ですが、予約時間に到着していたら、ゴンドラに乗り込めたのが20時頃、山頂駅到着が20時20分くらいになっていたのかと思います。


帰りも。

時間が重なりやすい帰りの方が混んでいたかもしれません。
私たちは持っていきませんでしたが、子供の体力や眠ってしまわないかの心配もあるので、ベビーカーを持っていっても良かったかなと思いました。
ベビーカーは子供を乗せたままゴンドラに乗車可能、山頂の会場周辺も道がフラットに整備されています。

さて、時間は山頂駅到着時に戻ります。
ゴンドラに乗車中は、最小限の明かりしかありません。私たちの日常よりも濃い暗闇の中を運ばれていきます。
スマホの明かりすら眩しく見えるので、使用は控えた方が良いのかも。

山頂駅から少し進んで、下り斜面の芝生の上に敷物を
敷いて、星空の出現を祈ります。

待つこと20分。
一欠片すら星は見当たりませんでしたえーん
とんぼ返りも虚しいので、会場周辺を散策。


水芭蕉の群生地が薄暗くライトアップされていて、中の木道を歩くことができます。

その先にグランピング施設などもあり、ちらりと見て引き返しました。


星が見えなくても、ガイドによる星空の解説などあるようで(約20分程度)、アナウンスが流れましたが、子供の体力も考えて、実際私も疲れていたこともあり、解説は待たずに帰路につきました。


結果的に、リベンジは達成できませんでしたが、暗闇や夜の山のにおいや風など、普段味わえない五感を十分に刺激されました。

星空が見えないと、ツアー料金は勿体無く感じますが、夜の山を散策するのも悪くないと思いました。


【追記】

阿智村が、星空を売り出して今に至るまで、簡単ではない物語がありました。

それは、1冊の本に記されています。


そうだ、星を売ろう


私もこれを読んで、ぜひ阿智村の星空ツアーに参加してみたいと思い、何度か足を運ばせてもらっています。


本音を言えば、北海道の小さな集落に住んでいた頃、そこで目にした星空も、阿智村に最初に訪れた時に泊まった麓のキャンプ場から見上げた星空も、今回のナイトツアーで見られる星空に匹敵するくらい圧巻でした。


でも、今回の阿智村のナイトツアーで見られる星空は、さらにそこに至るまでのドラマがあります。

そう思って参加すると、阿智村の星空はなんだか特別な味わいを噛み締めて眺めることができます。


ぜひ、お越しの前に、手に取って読んでみてもらえたらと思います。