昼休みにリハビリ室のドアを開ける。

左側が南向きで全面ガラス窓である。そしてその日は快晴であった。

まぶしさのせいか何となく視線を感じたような気がして左側に目をやると、

おじいちゃんが座っていた。

おじいちゃんに軽く会釈をしてリハの受付スタッフと二言三言しゃべって、ふと、

 

『あれ?まだリハやってんの?』と問いかける

 

「もうとっくに終わりましたよー」とスタッフ

 

『えぇ~!?だっておじいちゃんいたよ。白い服の、ほら、あそこ・・・』

 

もう一度振り返ると誰もいない

あら?

そー言えばおかしい・・・

私が目線を向けた先はちょうど窓ガラスの中間辺りだ

とすると、あのおじいちゃんは窓枠に座っていたことになる

一瞬しか見てはいないがハッキリと覚えている

 

その姿は全身が真っ白だった°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

白髪で七三分け、白いカッターシャツに白いトレパン、白いズックで窓枠に腰を掛けニコニコ笑っていた☺

会釈もしてくれた☺☺

私と目が合っていた☺☺☺

 

逆光だから真っ白だったのか?

いや、逆光だったら多分暗くなるはず・・・

MUMUMU。。。mumu。。

スタッフと目が合う

スタッフも目が点になっている

 

『だよねー!だよねー!大丈夫。大丈夫。なんでもないよ。(*・ω・)(*-ω-)ウンウンなんでもない』

『気のせい。気のせい。』

「・・・・・・」

『ほらほらご飯。ご飯。ごはん食べに行こ~。時間なくなっちゃうよ~』

ご飯は食べた。しっかり食べた。ドコカニ食ベタ。

 

人って

ビックリすると言葉を二度繰り返すんだな(笑)

 

真っ白かったしニコニコしてたし、いいおじいちゃんだよ☆

 

きっとね(*^^)v