銀の匙

「銀の匙　1～４巻」・・・荒川　弘

鋼練のイメージでどうかなと

思案していましたが、読んでみたら、

読みやすいし面白い

さすがマンガ大賞2012で大賞を受賞した

作品だよなと納得しました

自分のコンプレックスや進路などに迷う

青春期の話ですが、「農業高校」という

プロフェッショナルな道を選択した、

「ハンパ」でない青春物語になっています。

笑えて泣けて、「命」の重さを考えさせられます。

ただただ毎日漠然と消費するだけの私たちに、

他の命を奪って、しかも自分は一切手を汚さず

”食べる”という行為を、自分のために失われる

同じ重さの命があるということをしっかりと自覚して

”飽食”などという言葉が死滅するように祈りつつ

生活できるひとになりたいです。

3、4巻是非読んでほしいです。