台湾で旧正月の準備
台湾に住んで一年の中で最も好きな行事の1つである、旧正月が来月から始まります。台湾は旧暦を使っていますので、来月2月8日からがお正月、春節になります。
今年は龍年。飛び跳ねるほどに運気を上げる様々な工夫や台湾独自のお祝いの方法をご紹介します。

今日は台北市内にあるお花の卸売り市場へでかけて、お正月の準備をしました。
台湾の多くの方は、新年を迎える前に蘭などのお花を購入し、赤やオレンジの飾りを付けて、めいいっぱいド派手にアレンジするのが得意です!お正月ムードも一気に高まります!
今日私は、お正月前の花市場に出かけそこで美しい草花たちの優しいエネルギーに触れながら、新年の熱気を感じて来ました。
こんな可愛いブローチも売っていました。お値段1つ20元、約80円です。お正月、遊びに来てくれた親戚の子供たちに配るのにぴったりです。
オレンジ色や黄色、赤色のオンパレードにたくさんの元気をもらいました。みなさんにも、この花市と街の熱気が伝わると嬉しいです。
台湾で感じる豊かさ色々
〇爆竹
台湾のお正月。それはそれは賑やかで、除夕(大晦日)の時計が夜中12時を回ると特に南部では、街中に爆竹が一気に鳴り響きます。
爆竹の爆音は、”魔”を除け福を呼び込むと言われている由縁で、旧正月中は街のあちこちで爆竹が鳴っています。お正月を象徴する台湾のよくある風景です。
みんな今年一年頑張るぞ!そんな気迫と気合が感じられる爆竹。私が台湾に住み始めたころは、まだこの爆音に慣れず、まるで爆弾が落っこちたのか?!と驚くほどの音量に、心臓はバクバクしました。やることのスケールがでっかくて、20年前の今頃、あの爆音にびっくりした日のことを今でも思い出します。
これくらい大胆に厄除けをし、福を呼ぼび込まないと、みんなが平等に運気を分け合うことができないんだろうな・・・そんな風に感じています。

〇赤と金でパワーアップ
そしてお正月の期間、街のどこもかしこも赤くなります。これでもか!とひつこいくらいに、真っ赤でお祝いをするのが台湾流旧正月です。
街でよく売られているお正月飾りのお店ですが、こうやって玄関や植木などにジャラジャラと吊り下げて飾りますが、とにかく赤と金じゃないとだめなんです。
日本のお正月も 静寂と神聖な美しさに心満ち足ります。それぞれの国にそれぞれの文化ありです。
台湾には、この2色があるからこそお正月、どこへ行っても賑やか。もの凄い赤パワーで国全体を包みます。こうしてみんなを激励し元気にする、そんな新年のエネルギーを感じます。
〇夜空に舞う願い
こちらは台湾・十分の様子。お正月にこうしてランタンを夜空に飛ばします。私も何度も参加している台湾の人気イベントの1つです。夜空にオレンジと赤とランタンの灯火が、なんとも美しく、この幻想的な光景に何度行ってもうっとりします。
台湾の人達は、こうして知らない人同士が集まっては、お互いの幸せを願ったり、神さまに祈ったり、邪気払いをするなど、みんなで集う街中でのお正月イベントがたくさんあります。
願いを掛けて一斉に空にランタンを飛ばします。
〇お正月の外せないアイテム・あめ
こんなふうにカラフルな色とりどりのキャンディーを目の前に、育児中のママたちは、眉間にしわを寄せていますが(笑)、お正月だけはね・・・と、片目をつむっています。
ここは乾物街で有名な台北市ディーファー街。私にとっても、台湾のお正月に絶対欠かせないのがこの〖あめ〗で、今日はわざわざここまで買いに来ました。
だいたい台湾のどこのご家庭に行ってもお正月にこの色とりどりのアメがテーブルにおいてあって、来客があると『どうぞ~』と言って、手にたくさんのアメを握らせてプレゼントしてくれます。アメは、縁起のいいお菓子で、お年玉の意味です。

私は台湾人の主人の祖母から毎年お正月に、このアメをプレゼントしてもらってきましたが、お年玉をもらうより、とても嬉しかったです。
この飴は、祖母たちからの幸せのおすそわけ。おしゃべりをしながら一緒に味わい、私の心を温かい気持ちにさせてくれました。祖母は、いつも私の手をあったかい両手で包み、よく来てくれたね、嬉しいわと言っては喜んでくれました。

二人の祖母はともに他界していますが、私の台湾人生の中で、両祖母とのおしゃべり時間は、人生の自慢、かけがえのない思い出になっています。![]()
そこで、女同士のガールズトーク♪おばあちゃんは90歳、彼女たちから聞いたたくさんの価値あるお話。昔の台湾や昔の日本時代の話あり、また生き抜くための話など、何を聞いても教科書では知ることの出来ない智慧をたくさん得ました。
今思い返すと多分・・・、日本人だから私が外国人だから特別扱い?をしてもらったんだと思います。それでも、台湾のおばあちゃんは、何でも包み隠さず話してくれたとおもいます。良いも悪いも、こんなことまで?!という兄妹姉妹、息子たちにさえ話さなかったことまで、たくさん教えてもらいました。私の誇り、凛とした二人のおばあちゃんです。
だから私も祖母に習い、たくさん飴を買ってお正月の準備をします。お客さまが来て下さったら、先ずは『アメでおもてなしです。』
ラムネ、ヌガー、べっ甲飴など色々。あめは量り売りで、今日買ったあめ全部で約700円くらいでした。
先に自分が与えるという幸せ
こうして色々と台湾のお正月をご紹介してきましたが、私がここ台湾で学んだこと。それは何でも自分が先に喜んで楽しんで、そして自分から先に与えるというあり方でした。
喜んでいるとそれが周囲に伝わって、なんだか周りのみんなが元気になってくるのです。
何を持っているかではなく、何を感じているか。こう思いながら、毎日を過ごしていると、台湾でもこうした同じ志の仲間との出会い、学びの場所に繋がっていきます。
物質的な豊かさというよりも、心に溜めた愛のエネルギーを胸いっぱいに温めて、それが溢れ出した時、自ら先に差し出す。このあり方を台湾の方たちに学びました。

これが日常生活で当たり前になってくると、ヨガで行っている瞑想が暮らしそのものになっていることに気が付きました。いつも意識はありのままに、そして調和バランスの中に、愛の循環の中にいます。![]()
だから私はこうして、新しい年を迎える準備をしながら、親戚やお友達を招いて、どんな風にお祝いをしようか?どんなおもてなしをしようか?と感謝の想いを巡らせては楽しみにしています。
豪華ではないけれど、心のこもったアメがいっぱい置いてある賑やかなお正月のテーブル。こうして日々お世話になっている子供たちも含めた、たくさんの方たちに、感謝を伝えるお正月イベントを考えながら、友人とハグをして始まる一年。こんな豊かさを分かち合える人生に心から感謝です。
漢方のチカラ 運気アップ
新年を迎える前に体もリフレッシュ! 買い物の帰り、近くの漢方薬材のお店に行きました。クコ、当帰、芍薬など、様々な薬材を体調に合わせて調合してくれます。私は、仕事などで、ガンバレ!という時、そして日頃の体のメンテナンスに、漢方を使っています。また、マイ漢方茶もオリジナルで作っています。私にとって漢方は、陰陽のバランスを整えてくれる大事な助っ人であり、運気アップの要になっています。














