山形に観光に来たアメリカ人家族の話 | Glocalな山形を夢見て。 

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青年海外協力隊としてモロッコで活動(2014.7~2016.6)
現在、山形で国際交流、グローバル教育、インバウンド、多文化共生の活動やってます。

今年の夏、ハワイ在住のアメリカ人家族が山形の月山にあるポレポレファームさん

http://www.polepole.co.jp

に宿泊しており、

縁あって、その家族を連れて山形市を少し案内してほしいとの依頼があった。

 

パパは、

「山形にはもう4回(正確には忘れた)来てるよ。

日本の田舎が好きでね。自然が豊かで食べ物も美味しい山形が好きなんだ。」

って、言ってた。

 

へーーー、物好きもいるもんだ。

 

「でもね、山形では泊まるところとか、食べるところとか、見つけるのが大変。

HPに、英語で書かれてないだろ?情報が全然見つけられないんだ。

だから、英語の書いてあった、ポレポレファームめがけて泊まりに行ったのさ。」

 

 

この話を聞いてから、どうも引っかかるところがあった。

 

確かに東京には、物がとりあえずある。

京都には寺がある。

大阪には食べ物がある。

愛知には城がある。

 

まー、観光に行きたくなる気持ちはすごーーーーくわかるんだけれでも。

なんで山形には来ない?

 

単純。

 

”情報がない”から!!!

 

京都にはゲストハウスも多いし、街のあらゆるところで英語表記もある。

HPにも英語表記がされてるし、発信力もある。

 

じゃあ山形は、、、?

 

まずカフェとかレストランの、HPすらないところが多い。。。

出てくるのは、食べログのみ。。。

いざ行ってみたら定休日、なんてこともよくある話。。

英語での観光情報も少ないし。

 

やっぱり、”よくワカラナイ”!!

 

まー、、控えめというか、

”良かったら、来てけらっしゃい”

的な雰囲気を持つのが山形人の特徴なので、それはそれで好きなんだけども。。

 

でも、純粋に、山形のいいところを、たくさんの人に知ってもらいたいなぁ

って思うの。

自分は、海外にいて、特にモロッコでは、モロッコ人の家族愛に触れて、

本当に歓迎してくれたし、本当は自分が日本で歓迎したいし、

地元の山形に来てもらって、いろんなところに連れて行きたい。

 

インバウンドって言うとビジネスチックな感じだけど、

外国人観光客、山形にもっと増えてくれたら嬉しいなって思う。

 

そのためには、

”受け入れる体制を整えること”=”準備”

だと思う。

意識の上でも、実際の形の上でも。

 

で、自分は、その両面で、具体的に活動していこうと思う。