こんにちはー。
ちょっと前に以下の記事を公開していましたが、ようやく仕様がほぼほぼ固まりましたので、少し微修正を加えてエクセルを公開してみます!
なお、カバーの写真はフローレンスガーデンのHPからお借りしています。
ほぼ最終的な結論は、窓を代表試験体ベースでの計算にすると、なんと!
UA値 0.2988
Q値 0.8371
ようやく、付加断熱やハニカムといった飛び道具なし、かつ実用的な家でUA値が0.3を切りました!!
(え?シアタールームの2重窓?ハニカムはカウントしていない上に、音響考えて単板ガラスに変更したので勘弁してください)
まあ、一部計算間違えているかもしれないですが、0.30前後はほぼ確定ということで(笑)
ハイスタッドなので、実は壁部分の熱貫流率はもうちょっとだけ下がると思いますb
壁のU値が0.3083なので、壁を減らすとUA値が下がるという頭おかしい設計になりました(笑)
なお、各種数字をいじって遊びたい人は以下からダウンロードしてください!!
ベンチマーク用に、一条工務店のismartやグランセゾンで計算した場合の数字もいれていますb
i-smart2の場合は、UA値0.1908、Q値0.9023
グランセゾンの場合は、UA値0.3301、Q値1.244
となりました。
i-smart2は流石のUA値なので、寒い地域では実際の快適性では私のプランより上になるかもしれないです。(Q値は逆転しましたが。これはロスガードの消費電力が大きいのが悪い)
一方、グランセゾンの場合は2x6の私のプランよりUA値は低くなりました。このレベルのUA値とQ値なら、他メーカーでも達成できる所はありますので、他メーカーも視野に入れて比較されると良いかと思います!(オプション地獄になるかもしれないですが(笑)
<補足>
何度か書いていますが、一条工務店さんはQ値を計算するにあたり、
非正規の(正確には古い)計算方法
をあえて使って、Q値をお化粧しています。
快適性という点では、むしろ古い計算方法の方が正しいのですが、
電力料金の比較という点では、間違っているので、
関東以西の様な温暖な地域で、エアコンメインで考えていて、電力料金をシミュレーションするなら、Q値はだいたい0.25~0.3位は変わると思って見ておくと良いかと思います。
床暖房がメインなら、0.15~0.2位で良いと思いますが。
<余談というか愚痴>
……『お化粧したQ値の方』で『電力料金』を比較しているあたり、優良誤認をあえて狙っているようにしか見えない一条工務店さんのHPの記載はどうかと思いますが。
温熱性能の王者であるのは間違いないので、ちゃんと正しい記載をして啓蒙に努めて欲しいモノです。