この動画は、韓国ソウル市内において、聖火リレーの最中に、中国人がチベット国旗を持つ人を暴行している動画です。
中国人たちがチベット国旗を持つ人を探して、そして急接近していくのに対して、チベット国旗を持っていた人は、中国人たちが近づいてくることを恐れて、慌ててホテルに逃げ込んだのですが、そこを大勢の中国人に襲われたそうです。
映像「中国人がチベット人を集団リンチ暴行」
「日本人は平和ボケしている」と、よく世界の人々から言われております。
確かにそれは事実でしょう。
なぜなら私たち日本人が考えているほど、世界は、そして特にこの日本がある「東アジア」という地域は、平和ではないからです。
なぜ横田めぐみさんは、14歳の時に北朝鮮に拉致されたまま、未だに帰ってこないのでしょうか?
なぜチベットのダライ・ラマはインドに亡命して、未だに祖国の土を踏めないのでしょうか?
なぜ隣の国、韓国や台湾には、男子の徴兵制度(ちょうへいせいど)が未だにあって、あの国に生まれた男たちはみな、一度は軍隊に行って、銃の扱い方を覚えなければならないのでしょうか?
今から35年前、一人の少女が学校から帰宅途中、突然、行方不明になりました。
同じ日本人のことです。どうか考えて下さい。
母親の横田早紀江さんは、不安になり、学校まで探しに行きましたが見つからず、その後、ありとあらゆる手段を使って、愛する我が娘を探しましたが、結局それでも見つかりませんでした。
両親からしてみれば、何がどうなって娘が行方不明になったかさえ分からないために、時には家出捜索番組に出演して、テレビの画面から日本国中に向けて訴えたことさえありました。
テレビの画面から、母は涙ながらに言います。
「めぐみちゃん、お母さんはどうしても貴方が家出をするとは思えません。もしもどこかでこのテレビを見ていたら、どうか帰ってきて下さい」
しかし横田めぐみさんは、そのテレビ番組が放映されていない、遥か遠い北に地に連れ去られていたのです。
その後、とある事件が起きました。
その日は奇しくも、8月15日の終戦記念日でした。
とある婚約していた二人の男女が、それぞれの両親を紹介するために、富山県のとあるホテルに集まったのです。
そして両家紹介の後、両家は近くの海外に行き、そこで海水浴を楽しんだといいます。
そして夕方になると、それぞれの親族は婚約した二人を海岸に残して先に帰っていったそうです。
そして一時間ほど海水浴を楽しんだ夕方六時ごろ、婚約した二人の男女も、そろそろ帰ろうと車に向かったのですが、その際、彼らは不思議な男6人の集団を見かけたといいます。
その6人の男たちは、海水浴をするわけでなく、ただ黙って海を眺めていたといます。
(警察の発表では4人の男となっていますが、二人は6人の男たちと語っています。)
二人が車に乗り込もうとした次の瞬間、その6人の男たちは、突然、彼らに襲い掛かってきました。
もちろん男性も抵抗したそうですが、しかし6人相手に婚約者を守りきれるはずもなく、二人は両手両足を縛られ、猿ぐつわをされ、オバケのQ太郎のように、頭から袋をスッポリと被せられてしまいました。
その時、その6人の男たちは、ぎこちない言葉で、「静かにしなさい」と、そう言ったそうです。
日本人であるならばら、「静かにしろ!」と命令口調になるものですが、この敬語が何とも不気味なものです。
その時、幸いにして犬を散歩している人が通りかかり、隙をついて二人は運良く逃げ出すことができました。
これがかつてこの国で起こった、北朝鮮によるアベック拉致事件であり、その他には、蓮池夫妻、地村夫妻、そして未だに北の地に囚われている市川修一さんと増元るみ子さんの三件が分かっており、実際に北に連れ去られてしまった人は大勢いたのです。
この事件から北朝鮮の拉致事件が、ようやく表沙汰となって騒がれ始めました。
そして横田めぐみさんも、北朝鮮に拉致されていることが、やがて明らかになっていったのです。