映像「海外メディア記者団に直訴するチベットの僧侶たち」

 この映像は、マスコミの取材に対して、涙ながら祖国の惨状を訴えるチベットの僧侶たちです。

 日本の大手マスコミは、芸能人やスポーツ選手の足の裏ばかり追いかけていて、「報道の使命」という名の自分たちの仕事を忘れているために、こうしたチベット僧侶に対する取材を行っていません。

 そのために、日本語に翻訳されたり、字幕付きの動画がインターネットに無いために、彼らチベット僧侶が国際社会に向けて何を訴えているか、それはなかなか私たち日本人には分かりません。

 しかし言葉は通じなくとも、伝わるものがあります。

 それは彼らの悲しみと悔しさです。

 中国政府は、チベットの人々に言論の自由さえ認めず、そして弾圧を続けておりますが、しかしそれは何も中国政府だけが弾圧を行っているのではなく、実は中国の一般的な国民の一部の人々も、チベット人を弾圧しているのです。

 一つ目の映像は、ハンガリーのブタペストで、チベット国旗を強引に奪い取ろうとする中国人男性で、二つ目の映像は、フランスのパリで、チベットの自由を求めてデモ行進するフランス人たちを攻撃する中国人の映像です。

映像「チベット旗を暴力で奪い取る」



映像「チベット抗議デモ者を笑いながら個人攻撃」

 北京オリンピックの時は、日本の長野でも聖火リレーが行われましたが、実は四千人を超す中国人が集まりました。

 長野の沿道は、中国の国旗、五星紅旗(ごせいこうき)で埋め尽くされ、まるで暴走族のように車を箱乗りした中国人が行き交ったのです。

 そうした映像は「You Tube」でもご覧になることができます。

 中国政府は、公式には「中国人に集まるように呼びかけてはいない」と述べておりますが、しかし個人レベルではなかなか用意できないような、あまりにも多くの大きな国旗が並び、準備万端であったことから、「本当は中国政府が呼びかけて、中国人が集まったのではないか?」という憶測は今も捨て切れません。

 そして「フリーチベット」というプラカードを持っていた日本人は、老人であろうとも、ことごとく一般の中国人たちから集団暴行を受けました。

 国旗の棒の部分が、そのまま武器と化し、血まみれになった男性もいました。

 目を刺された女性もいました。

映像「悲鳴に振り向くと座り込む女性が・・・」


 長野県警は中国人があまりにも多すぎたために、暴徒と化した中国人たちを止めることができず、見て見ぬ振りをするしか出来ませんでした。

 マスコミは中国に対して無力ですから、中国人が日本国内で暴徒と化したというのに、その事実さえも日本国内できちんと報道されることはなく、一部のインターネットで語られただけでした。

 この時、ある日本人は、中国人に対してこう言ったそうです。

「なぜ中国人は、日本に来て、そこまで暴れるのか?」

 するとその中国人は、その日本人にこう言い返したそうです。

「お前らこそ調子に乗っているのは今のうちだ。チベットの次は台湾だ。台湾の次は沖縄だ。そして沖縄の次は、(日本本土に住む)お前らだ」