では、中華思想、マルクス思想、毛沢東思想の下に、中国は実際にどのような国家運営を行っているのでしょうか。
日本の大手マスコミが恐れをなして伝えない、中国国内の現状とはどのようなものなのでしょうか。
有名なところでは、言論の自由が無く、「天安門」とパソコンに打ち込めばエラーになります。
数万人を超えるサイバー警察によって、国民全てのメールもチェックされています。
ですから反政府的な文章を書いて送信するだけで文字化けしてしまいます。
そして何度もそうした反政府的なメールを送り続けていると逮捕され、処刑されてしまいます。
すでに述べたように、中国政府にとって、思想的に赤くない人間は不要品なのです。
精神の向上や病気の治療のために、気功を無料で教えてきた「法輪功」という気功集団が、政府から弾圧を受けたことがあります。
学習者は留置所で殴る、蹴るのみならず、電気ショック、薬物注射などの様々な暴行を受けて、無惨な姿に変えられて殺されました。
しかし何よりも恐ろしいのは、弾圧の理由です。
彼らがなぜ弾圧を受けたのかというと、「人が集まり過ぎたから」です。
人数は力になるからです。
もちろん世界に対しては、「人が集まり過ぎたから」などとは言わず、「法輪功は国を揺るがし、人々を惑わすカルト教団であった」と中国は言っています。
しかも中国政府は、「人間は物質の塊」としか見ていないために、まるで不要品でもリサイクルするかのように、処刑する人間の臓器を抜き取り、売買してから殺すことさえあります。
法輪光の人々は牢獄に閉じ込められ、売り手が決まると、角膜や臓器などを、生きたまま取り除かれて殺されます。
なぜ麻酔を使わないのかというと、一つには麻酔がもったいないからであり、一つには拷問と、そして見せしめの意味も含まれているそうです。
これは都市伝説でもなんでもありません。
中国政府の役人からすれば、「政府に反抗する悪い人間でも、臓器だけでも国のために使われているのだから、これは良いことだ」という発想になってしまうのです。
このように自由無く、暴力が蔓延する一方で、中国には平等もありません。
相変わらず政治体制は共産主義ですが、しかし共産主義には絶対になくてはならない、医療などの社会保障が何もなく、しかし経済は自由化が始まったことで、本来は共産義国家にいるはずもない失業者がたくさん生まれて、貧富の差が拡大し続けています。
豊かな生活を満喫することができるのは、中国共産党に属している約7000万人の一部の党員だけと言われています。
1億3千万人しか人口のいない日本からすれば、「7000万人」という数字は確かに多く感じられますが、しかし13億を超える莫大な人口からすると、それは僅かたった5%でしかありません。
しかも中国国民は生まれた時に、「都市戸籍」と「農村戸籍」に分けられ、生まれた時からすでに不平等が始まります。
戸籍によって中国国民は、国内を自由に移動することさえできず、農村戸籍の人が都市に行って働こうとしても、見下されたり、蔑まされることも少なくありません。
賄賂や不当な重税に反発した農民が裁判所に抗議しても、腐敗した役人たちによって、簡単にもみ消されてしまいます。
こうしたことから最近の中国では、政府に抗議するために、あえて人目のつく天安門広場などで焼身自殺する人もいるほどです。
あるいは、人口が増えすぎたために、中国政府が「一人っ子政策」を行ったことで、戸籍を持たない人、「ヘイハイズ(闇の人)」が増えています。
もちろんそうした人々は、学校に通うことも、銀行の口座を作ることもできません。
あるいは犯罪、売春、麻薬が増え続け、HIV患者も急増しております。
中国政府は、地方の農地を人々から強引に奪い取り、その土地を工場に変えて利益を上げています。
農地を失った人々は、その工場で働くしか生きていく道がありません。
彼らは最低限のギリギリの賃金しかもらえないために、必然的に一部の人間だけが、ますます儲ける仕組みになっているわけです。
そうしたことから、中国の都市部では豊かな富裕層が生まれている一方で、農村部には餓死者さえ出ていて、暴動が多発しています。
実は一年間に、十万件近くも暴動が起こっています。
これは「一時間に十件、6分に一件ほど暴動が、中国のどこかで起きている」ということです。
そうであるにも関わらず、政府は軍事費ばかり拡大し続けて、ついに軍事費が世界第二位となり、軍事国家の道をひたすら突き進んでいます。
つまり現在の中国は、「発展が著しい」とよく言われますが、しかし中国政府は、「平等な豊かな社会を創る」というマルクス主義国家の建国当初の国民との約束を破り、欺き続け、強引に上から力で押さえつけ、大多数の人々から搾取することで成立している、支離滅裂な国なのです。
日本の大手マスコミが恐れをなして伝えない、中国国内の現状とはどのようなものなのでしょうか。
有名なところでは、言論の自由が無く、「天安門」とパソコンに打ち込めばエラーになります。
数万人を超えるサイバー警察によって、国民全てのメールもチェックされています。
ですから反政府的な文章を書いて送信するだけで文字化けしてしまいます。
そして何度もそうした反政府的なメールを送り続けていると逮捕され、処刑されてしまいます。
すでに述べたように、中国政府にとって、思想的に赤くない人間は不要品なのです。
精神の向上や病気の治療のために、気功を無料で教えてきた「法輪功」という気功集団が、政府から弾圧を受けたことがあります。
学習者は留置所で殴る、蹴るのみならず、電気ショック、薬物注射などの様々な暴行を受けて、無惨な姿に変えられて殺されました。
しかし何よりも恐ろしいのは、弾圧の理由です。
彼らがなぜ弾圧を受けたのかというと、「人が集まり過ぎたから」です。
人数は力になるからです。
もちろん世界に対しては、「人が集まり過ぎたから」などとは言わず、「法輪功は国を揺るがし、人々を惑わすカルト教団であった」と中国は言っています。
しかも中国政府は、「人間は物質の塊」としか見ていないために、まるで不要品でもリサイクルするかのように、処刑する人間の臓器を抜き取り、売買してから殺すことさえあります。
法輪光の人々は牢獄に閉じ込められ、売り手が決まると、角膜や臓器などを、生きたまま取り除かれて殺されます。
なぜ麻酔を使わないのかというと、一つには麻酔がもったいないからであり、一つには拷問と、そして見せしめの意味も含まれているそうです。
これは都市伝説でもなんでもありません。
中国政府の役人からすれば、「政府に反抗する悪い人間でも、臓器だけでも国のために使われているのだから、これは良いことだ」という発想になってしまうのです。
このように自由無く、暴力が蔓延する一方で、中国には平等もありません。
相変わらず政治体制は共産主義ですが、しかし共産主義には絶対になくてはならない、医療などの社会保障が何もなく、しかし経済は自由化が始まったことで、本来は共産義国家にいるはずもない失業者がたくさん生まれて、貧富の差が拡大し続けています。
豊かな生活を満喫することができるのは、中国共産党に属している約7000万人の一部の党員だけと言われています。
1億3千万人しか人口のいない日本からすれば、「7000万人」という数字は確かに多く感じられますが、しかし13億を超える莫大な人口からすると、それは僅かたった5%でしかありません。
しかも中国国民は生まれた時に、「都市戸籍」と「農村戸籍」に分けられ、生まれた時からすでに不平等が始まります。
戸籍によって中国国民は、国内を自由に移動することさえできず、農村戸籍の人が都市に行って働こうとしても、見下されたり、蔑まされることも少なくありません。
賄賂や不当な重税に反発した農民が裁判所に抗議しても、腐敗した役人たちによって、簡単にもみ消されてしまいます。
こうしたことから最近の中国では、政府に抗議するために、あえて人目のつく天安門広場などで焼身自殺する人もいるほどです。
あるいは、人口が増えすぎたために、中国政府が「一人っ子政策」を行ったことで、戸籍を持たない人、「ヘイハイズ(闇の人)」が増えています。
もちろんそうした人々は、学校に通うことも、銀行の口座を作ることもできません。
あるいは犯罪、売春、麻薬が増え続け、HIV患者も急増しております。
中国政府は、地方の農地を人々から強引に奪い取り、その土地を工場に変えて利益を上げています。
農地を失った人々は、その工場で働くしか生きていく道がありません。
彼らは最低限のギリギリの賃金しかもらえないために、必然的に一部の人間だけが、ますます儲ける仕組みになっているわけです。
そうしたことから、中国の都市部では豊かな富裕層が生まれている一方で、農村部には餓死者さえ出ていて、暴動が多発しています。
実は一年間に、十万件近くも暴動が起こっています。
これは「一時間に十件、6分に一件ほど暴動が、中国のどこかで起きている」ということです。
そうであるにも関わらず、政府は軍事費ばかり拡大し続けて、ついに軍事費が世界第二位となり、軍事国家の道をひたすら突き進んでいます。
つまり現在の中国は、「発展が著しい」とよく言われますが、しかし中国政府は、「平等な豊かな社会を創る」というマルクス主義国家の建国当初の国民との約束を破り、欺き続け、強引に上から力で押さえつけ、大多数の人々から搾取することで成立している、支離滅裂な国なのです。