中国は「沖縄は日本に奪われた領土である」と主張しているわけですが、確かに沖縄は、明治維新が起こり、明治政府によって「琉球処分」が下されてから、明確に日本の領土となりました。

 ですからその前までの沖縄は、確かに「琉球」と呼ばれて、やはり日本と中国の両国に属している形であったわけです。

 しかし過去の沖縄の歴史も大切ですが、現代を生きる沖縄の人々の意識、心も大切です。

 そしてさらには、未来の沖縄の人々の心、あるいは幸せ、不幸せも決して忘れてはならないはずです。

 つまり領土問題には、過去、現在、未来を考えることが欠かせないわけです。

 なぜなら本当に大切なことは、その領土によって得られる国益などではなく、その領土に生きる人間であり、心であり、幸せであり、人間がなければ国など存在しないからです。

 ハワイに生きる人々は、アメリカからの独立など望んでいません。

 むしろ自分がアメリカ人であることに、誇りを感じている人もいるくらいであり、たとえ独立したところで、太平洋の覇権を目指す中国に狙われるのがオチでしょう。

 しかしその一方で、チベットやウイグルの人々は、こうしている今でも、中国からの独立を望んでいて、デモや暴動を起こし、そしてその度に軍隊に鎮圧されて、大勢の死者を出しています。

 それは過去、現在、未来の全てにおいて、やはり中国という国には問題があるからです。

 そして当然のことながら、沖縄で日本独立の暴動が起きたことなどありませんし、そしてそれを日本政府が、軍隊によって鎮圧したこともありません。

 つまり、沖縄県民は、すでに日本人として生きているわけです。

 琉球の文化を愛し、大切にしながらも、日本語を話し、日本を愛している人々、それが今の沖縄県民です。

 そして独立解放を求めてデモや暴動を起こしているチベット人やウイグル人を見ればわかるように、確実に日本の方が、中国よりも沖縄県民を幸せにすることができます。

 沖縄県民の中には、チベット人やウイグル人たちが、どれほど悲惨な生活を強いられているか、それを知らない人も多いでしょうが、この核兵器を初めとする軍事力に基づいて動く未熟な世界において、中国よりも日本の方が遥かに、未来の沖縄県民を幸せにしていくことができるのです。

 そして過去、現在、未来ということの他に、やはり領土問題で考えなければならないのは、「東アジアや世界が、本当に平和になるのはどちらか?」ということではないでしょうか。

 つまり沖縄が日本の国土であったほうが、東アジアは平和になるか、それとも沖縄が中国の国土であったほうが、東アジアは平和になるか、ということです。

 こうしたことを考えた時、東アジアにとっても、そして世界にとっても、軍事国家・中国に沖縄が属して、中国がさらに暴走していくよりも、平和国家・日本に沖縄が属していたほうが、東アジアと世界が平和に向かうことなど、歴然たる事実です。

 おそらくチベットやウイグルの人々でさえも、中国に支配されて、自由の無い人間らしくない生活を送るくらいならば、日本の一部になりたいと望むことでしょう。

 それは人間ならば当然の判断です。

 つまり過去の歴史、現在の心、未来の幸せ、そしてさらには世界の平和、これらを全て考慮した時、沖縄は紛れもなく日本です。

 ですからもうウチナンチュウ(琉球民族)も、ヤマトンチュウ(大和民族)もありません。

 共に私たちは日本人です。

 琉球民族でもなければ大和民族でもなく、私たちは日本民族であり、日本人なのです。

 ならば沖縄県民を始めとする、私たち日本人がやるべきことは一つです。

 それは自分の国を中国の侵略から護り抜くために、自分の出来うる範囲の中で立ち上がり、そして自分の出来うる範囲の中で雄々しく戦っていくことです。




 どうかこのブログの存在を、ご家族、ご友人、会社の同僚や部下など、身の回りの方々に教えて下さい。
 このまま日本人が平和ボケを続けていたら、本当にこの国は中国に滅ぼされ、結局、苦しみ後悔することになるのは、私たち日本国民自身です。
 このブログのURLを載せて、メール一つ送るだけで、日本に今ある危機を、日本中に広げていくことができます。
 どうか共に、この日本を護り抜いていきましょう。