寺子屋masu塾は

毎週月曜と木曜の午後4時から午後7時まで自宅の一室を

学習部屋として無償で開放している活動で

2012年から始めたから

今年でもう7年目になる。

 

持病で入院などもある中

なんとか継続して開いていきたいと意気込んで

 

でもやっぱりうまくいかなくて

一カ月以上休んでしまったこともあったし

 

最近一年はほぼ毎週開けてあげられているので

僕としても本当にいい経験になっている。

 

 

 

 

今日も寺子屋があって

 

今日はというと

今年になって一回目の寺子屋だったからか

 

全然集中出来てなくて

まぁそんな日もあるか

 

と思いながら

みんながしゃべりたいことをしゃべって

笑って

本当にそこに意味はないんだけど

 

それはそれで

 

いや

そういうことが

実はすごく大切で

 

生きようと励まされて

一日が実りあるものだったと思える

 

特別な材料になっていたりもするから

人生ってよくわからない

人って良くわからないよね(笑)

 

 

 

 

あーだこーだ言いながら元素記号表を貼ってもらって

お茶を飲みながら学校の宿題も完璧

ブタメン食べてその子にとっては大切な話題に耳を傾けて

でも自分の話も聞いて欲しくて

 

帰る時間になれば

なんだかさっきの時間があっけなくて

そのあとに気持ちに入り込むのは寂しさなんだけど

冷めた面して笑ってみせる。

 

きっと

じゃあまたね。

の意味をちゃんと知るんだろうね。

 

あの子がすこし大きくなったら

優しい大人になれる

そんな気がした。

 

 

こどもたちの軽はずみな咄嗟に口を突いて出た問いにも

笑って答える僕がいる。

それは

馬鹿にしているわけじゃなくて

奇抜で特異なクリエイティブな発想に感心じゃなくて

尊敬の意を込めてすごいなぁと思っているんだよ。

 

 

 

 

 

1年か5年か

幾ばくか君の生きる時が削れて

みんなそのことには気づかないで

眩しい将来にぼやけてしまった光源に隠れる闇を知らずに逸らして

 

スタンドバイミーに全てを託せるほど

勇気はないはずだけど

でもそれが

溢れた情報に制圧されて身動きが取れない

そんな君たちの時代の生き方なんだよね。