先日、愛車の12か月点検に出向いた際、担当者から
「車両登録から13年を超えると自動車税が5,000円前後上がる」と告げられた。
私の車はすでに14年目に入っている。にわかに信じがたく、生成AIを使って理由を調べてみた。
税金が上がる根拠として挙げられているのは、
①古い車は燃費が悪く排ガスが多い、
②新しい車の方が環境性能に優れる、
③老朽化による故障リスクが増え環境負荷も高まる、
という三点である。政府としては、環境性能の高い車への買い替えを促す狙いがあるようだ。
しかし、SDGsが掲げる「持続可能性」や「資源を大切にする」という理念からすると、日本の自動車税制には矛盾があるように思える。
古い車には重税、新しい車には優遇という単純な構図は、「長く使うことを評価する」という価値観と噛み合っていない。
私の1500ccクラスの車は燃費も良く、排気量も控えめで、環境負荷が特別大きいとは思えない。
欧州では、実際の走行距離に応じて税額を決めたり、排ガスの実測値で評価したり、長寿命化を評価する制度も検討されているという。こうした仕組みの方が、より合理的ではないだろうか。
結局のところ、環境政策と産業政策が混ざり合った結果、「長く乗る人が損をする」構造が生まれているのではないか。そう感じる私の違和感は、あながち的外れではないように思う。
税金から逃れることはできない。
しかし、免許返納も視野に入れている私にとって、今さら新車に乗り換える選択肢はない。点検時に担当者がさりげなく買い替えを勧めてきたが、あれは営業上の常套句だろう。こちらはもう、そんな大きな買い物をする段階にはいない。
長く乗り続けることもまた、一つの選択である。













