【ご挨拶】

この度、16年間続けて来た芸人を引退する事にしました。

(芸歴10年を過ぎた辺りからしょっちゅうサバを読んだりしてたので16年が合ってるかも定かじゃないですが…)

そしてこれからは『ノビター』と言う世界に1つしかない肩書きで生きていこうと思います。

そしてそしてその理由は『成功するため』でございます。







それに当たり、なぜ今さら芸人を辞めるの?ノビターって何?芸人を辞めたのに成功するってどう言うこと?てかいっぱいの報告ツイートは何??遂に気が触れたの?いや元々ヤバいヤツやとは思っててん!顔見たら分かるやん!などなど様々な疑問があるでしょうからそれらを少しずつ全て書いて行こうと思います。

イメージとしては、ホリエモンさんやキングコング西野さんの人生成功するための秘訣の本と同じ様なモノを書くと思って下さい(°▽°)

ただ全くもって違う点がございます。そうです、普通そう言うのって何かに『成功した人』が書きますよね。しかしながら僕は『まだ何も成功していない。いやそれどころかこの先も成功しないかもしれない。いやいや40歳からじゃぶっちゃけ無理っしょ的な僕』が書きます。全然違います…

なのに何故書くかと言うと、僕はそう言う本を読んで、ほぇ〜スゲェなぁ〜俺も見習わなきゃなぁ〜って心から思うのですが、ちょっとだけ違和感がありました。

ホリエモンさんにしろ西野さんにしろ、僕がお世話になってるウーマンラッシュアワー村本さんが僕にアドバイスをくれる時にしろ、いつもなるほどなるほどと刺激を受けるのですが、それと共にどこかで



まぁこの人達は向こう側の人だもんな。



って思ってしまうのです。内容はめちゃくちゃ正しくそして分かりやすく、実際に成功しているので凄い説得力があるのですが、何て言うか…例えるなら『スパイダーマン』や『ワンピース』や『ドラゴンボール』を見ている感じ。強敵が出て来たり困難に立ち向かった時にめちゃくちゃドキドキはするんやけど、心のどこかでは



主人公は死なない。


最後はちゃんとハッピーエンドになる。



って事が分かっています。安心感があります。ドラゴンボールに至っては死んでも何度も復活します。何でもありやんけ!!最初にクリリンが死んだ時のあの絶望感を返せ!!!けど『ウォーキング・デッド』でグレンが死んだのはびっくらこいた!!普通に一日テンション下がったわ!!!何であんな事すんねん!!!!



話がずれましたが…つまりこれらヒーローものと同じ様に、結果が出てから本にしているので、本の最後にはちゃんと成功で終わる様に書かれているのです。

それを本人達に言うと恐らく『いやまだ全然途中じゃい!途中も途中、まだ全然先を見ている途中なんじゃい!!』となるでしょうが、1つでも何か成功してる人はそれはもう『向こう側』であり『主人公』であり『憧れられる存在』です。

僕は違います。

40歳まで芸人をして何1つ成功しませんでした。なのに辞めなかった。辞める勇気も無かった。売れる主人公を近くで見ていた脇役。モブ。ウォーキング・デッドで言うたら主人公リックの友達でリックの奥さんを寝取り、その後はおかしくなって結局リックに殺されるシェーン。いや言い過ぎやろ。

そんな人間が最近やっと『あれ?40歳になったけどこのまま行ったらヤバくね?』って薄っすら思い始めて、そしてやっとやっとやっと最初の一歩を踏み出してみようとしてるところです。そしてこの方向に進み続けても売れると言うエンディングを迎える事は無いかもしれません。むしろバッドエンドで『いや後味悪いパターンのやつかい!』となるならまだマシで、紆余曲折も無くずっと平坦なダラダラとしたストーリーを見せるかもしれません。。。

それでも書きます。

そんな僕を見て僕と同じ様な考えの皆さんに少しでも勇気を与えられたらとかそんな主人公的考えからでもないし、これが話題になって本になってお金になるぞって計算した上で書いてるわけじゃないです。
(もちろんそうなったら嬉しい!死ぬ!いや死にたくない!)

そうじゃなく、純粋に『まだ全く成功してもない奴が物語をリアルタイムで書くって面白いんじゃね?おん??』と言う思い付きだけで書く事にしました。

だからこの先書くべき順番が逆になったり、同じ事を何度か言ったり、言ってる事がブレたりするでしょうが、それも含めて今の僕であり『ノビター』としての活動なので(今決めた)、どう言うペースで書けるかも分かりませんが最後(売れると言うエンディングを迎えたい)まで読んで頂けたらと思います。









て事で、以上をこの書の【プロローグ】とさせて頂きます。










(´-`).。oO(プロローグの使い方合ってるんかな…









とにかく続く。