心の中に暗黒面を抱え、成長してきたわけですが、
女子の中にも、私と似たような経験をした人もいれば、
全くしたことがない人もいると思います。
経験がない人の中には、
「痴漢の話なんて、モテ自慢してんじゃねーの?」
という感想をお持ちの方も、いらっしゃるかもしれません。
でも、痴漢に付け狙われる、っていうのは、
そういうことじゃないのです。
痴漢っていうのは、結局のところ犯罪なので、
する側というのは、逆らわなさそうな、
一見おとなしそうな相手を狙うのが、通例なんです。
つまり、中肉中背で、女子高の制服を着ていたり、
大人しめの服を着ていたら、美醜関係なく、格好の獲物なのです。
タンクトップに短パン、なんていう扇情的な恰好は
狙われず、ブラウスにスカート、という
普通の服装のほうが、痴漢には、好まれます。
ヤンキーの気の強いおねえちゃんや、
背の高いデルモ系のパワー美女を痴漢しちゃって、
ネクタイ捕まれて、駅長室に引っ張り込まれたら、
社会生活危機じゃないですか。
なので、この一般的な姿で「隙があった」とか言われると、
「このガチガチの制服の何処が隙なのよ!」と
怒鳴り返したくなるわけです。
性犯罪は、卑怯者の犯罪です。
女性を支配したい男性が、バレないであろうことを
前提で、手を出して触っているのです。
ただ、電車の中で、触るだけなんだから、
減るわけじゃなし、只でおさわりし放題、
一度やったら、辞められね~よ、えっへへ。
ということですよ。
で、私のような気の強い女に当たると、足を踏まれたり
鞄でひっぱたかれたり、慰謝料100万だよ、
モテない男情けねーな、痴漢してんじゃねーよ、逝ね。
なんて、耳元で囁かれたり、応戦されるのです。
同級生のIさんは、ネクタイをひっつかんで、駅長室に
痴漢を突き出した強者です。拍手大喝采!!
痴漢で捕まった奴は、全員去勢してしまえ!って正直思います。
痴漢の冤罪の映画がありましたけど、
男性って、同性の痴漢に寛大じゃないですか。
本音を出せば、俺も触りて~。って、思っているかもしれませんし。
だから、男性が痴漢の犯罪性に目覚めて、
もっと同性に厳しくなって、痴漢逮捕に協力してくれたら
減るのになあ、と、考えたりします。
実際、電車痴漢の多さには辟易してました。
満員電車に乗らないですむ生活、男性不信にならないために、
女子にとってはそれに越したことはありません。
って、枕が長くなりましたね。
世の中は、半分が男性なわけで、暗黒を抱えた私としては、
とっても生きづらいわけですよ。
で、私がとった方法はまず、調査でした。
図書館に置いてある文献を調べ、本を読み、古本をあさり、
父が買ってくる大人の雑誌類をチェックし、小説を読み、
被害者のノンフィクションを読み、治療法を知り、
心理学を勉強し、専門書から医学書、
漫画、エロ小説まで、性について目に付くところ、片っ端から、
調べていきました。機会があれば、ビデオもみました。
中高で、細く長くずっと調べていますから、
超耳年増であり、専門用語もばっちり入っていました。
もともと、好奇心旺盛で凝り性ですから、
多分、自分で本3冊くらい、書けるんじゃないかな、
って思うくらい調べまくりました。
今考えれば、その分野、心理学あたりで
大学行けばよかったですね。
でもね、フロイドの学説とか読むと、
「こいつ、頭おかしいんじゃねーの」とか思っていましたからね。
必要だから必至こいて調べているだけで、
全然好きではなかったのです。早く終わりにしたいと
思ってました。
理解を深めて、論理武装。予備知識があれば、
経験はなくとも、たいていのことには驚かない・・・。
分からないものは恐怖だが、知っていれば、安心、
なわけ、ねーだろ。
で、高校の時は基本、男嫌いで過ごしました。
友達は多く、みんなで遊びに行くのはよくありましたが、
電車で一緒がせいぜい、タイマン張るのは完全無理でした。
電話のデートの誘いはお断りし、年賀状、遠回しな打診、
花束持って家までプレゼントに来てくれても、
笑ってごまかしました。
若い先生から、喫茶店でのお茶のお誘いをいただいても、
女友達かき集めて、多勢に無勢で対応しました。
中学校の時好きだった初恋の人には、彼女がいるので、
片思いで安心し、高校の時ひとめぼれしたバスケ部の君は、
女嫌いの誉れ高いクールガイでした。
恐ろしくて付き合えないので、片思いが一番
安心できるじゃないですか。アクセルとブレーキを全開で
踏んでるアンビバレンツ状態、といえば、想像がつきますか?
ああ、今考えると馬鹿みたいですが、
そのときは、それくらいが関の山だったんですよ。
そして、実技のスタートは、レース屋(レズですね)さんに
走りました。ファーストキスは、女子ですし。
もともとさっぱりしたボーイッシュな性格ですから、
好かれたんですよ、意外と。
自分の体を隅々まで自分でチェックしましたから、
女性の体も、扱えました。一緒に寝るのも、平気でした。
二人で夕方の公園に行ってこれ見よがしにいちゃいちゃ
するとか、薄暗いバーでべたべたするとかも
やりました、私、やな女ですからね。
女性って、男性の10倍以上、肌感覚が敏感なんです。
だから、エロビデオのように、ラフに扱うと、
単に痛いだけです。義務と演技に女性を
陥らせてしまうのは、自分に自信がある
カンチガイ男性だったりします。
実際、女性を満足させるというのは、男性にとっては、
とても、苦行のはずですよ。普通に触れないのですから。
ちなみに、肌感覚の特質を知っている女性扱いが
上手な人は、キスだけで、女性を
とろけさせることができます。私も一度だけですが、
雪の中で、腰が抜けて、立っていられなく
なったことがあります。ヤバかったです。
うわ、また脱線しましたね。
時々、男友達の中には、私の張り巡らしているバリアに
気が付く勘がよい人がいます。高校の時にひとり、
大学の時に、ひとり、それに気が付いた人がいて、
軽く言われたことがありますが、なぜ気が付いたのか、
不思議でした。身近に私のような体験をした人がいたのかな。。
大学はいって少しして、男の人を受け入れることにしました。
無理強いを絶対することのない人、というのが、
必須の条件で、とりあえず、自分が相手を触れるように
なるのが、当面の努力目標でした。
硬直するんですよ。心の準備なく、何気なくでも、
男の人が触れると(笑
とにかく一人だけも、武装解除できる人がいれば、
だんだん普通になっていくことができるかもしれない
と、考えたんです。
男の美容師さんも苦手でしたし、男の子を産むときも、
大きくなって男っぽくなった時に、触れなかったら
どうしよう、って悩んだくらいでしたから(笑
杞憂でしたけどね。
なお、19歳の時から、結婚するまで、彼氏がいなかった時期が
ほとんどありません。ひどいときには、3人平行線になっちゃった
こともありました。申し込まれたときに、断るのがストレスで、
返事を先延ばしして、うやむやにしていたら、皆さん行動が早く、
ブッキングしてしまい、本当に申し訳ないことになり、
結局全部切ってしまいました。
私にとっては、恋愛関係は、苦行であり、優先順位は、
いつも仕事や趣味、友情の下でした。束縛しませんが、
束縛されるのも、苦手ですぐ、逃げ出したくなりました。
幼少期から、誰かから守られる、っていうことを信じてませんでした。
親は子どもを守れないし、異性からは、利用される存在。
やさしい人も、暖かい人もいますが、基本的には孤独が友達で、
自分で自分を守るのが、本筋。自分は自分を絶対に見捨てない、
っていうのが平常。。
ひゃ~。淋しい奴です(笑
まあ、簡単に言うと、甘えないのです。どこか、高速道路で
取り残されたときに、歩いて迎えに来た彼氏から、
「どうして、泣いてないの?かわいくない奴だね」
って、言われたことがあります。
自分を保つだけで、一杯なのに、そんな泣いたりしたら、
ますますパニックになって、ひどいことになったら、
どうすればいいんですかね。って思っちゃう。
実際、歴代の彼氏には、こんな、子どもの頃や虐待のことなど、
話したことないです。
っていうか自分では知ってはいましたが、封印していました。
誰も聞きたくないですよね、こんなこと。
なお、2回目の結婚をして、子どもを育てて、会社を辞める前に、
このままでは自分がバラバラになってしまいそうだから、
この心の奥の黒い石、トラウマを何とかしないと、
病気になりそうだ、って思ったのです。
軽くコーチングを習い、人前で開示し、トラウマブレークをして、
はじめて、誰かに話すことができるようになりました。
父が亡くなった後、お葬式の時に、
母にも、叔父の所業を話しましたが、信じては
貰えませんでしたが、ええ~っていう顔をしていましたので、
伝わっても伝わらなくても、私は満足しました。
幼少期の、性的虐待、実際にとても問題あります。
大人になっても、ずっと引きずりますし、
ちゃんとした、人間関係を築くのが困難になります。
私のことを、強い、って思っている人が、
多いようなんですけど、
私は私自身のことを、強いと、感じたことがありません。
現夫は私のことを
「愛情深い性格」と言っていましたが、
私は私のことを、冷たい性格だと思ってます。
ただ、単にいろいろと、必死なだけなんです。
ってことで、つたない告白で申し訳ありませんでしたが、
今回は、書き捨てと、させていただきます。
生きていくための宿題が、ひとつ終わったような
気がします。
最後まで、お読みいただいた方、ありがとうございました。
。。