時代と共に、バレーボールもルールが変わったりしていますが、気がつけば用語も結構変わっています。
今日は、変わってきた用語などを整理してみたいと思います。
ルールも結構変わってる
私が中学、高校とバレーボールをやっていた時と比べると結構ルールも変わってます。
細かいところまでは把握出来ていませんが、大きな変更点を書いてみます。
ルール変更点
- サーブエリアがなくなった
- サーブでネットインが認められた
- ボール取りに相手のエリアまで行ってもOK?
- サーブ権がなくても点が入るようになった
- スコアが15点から25点になった
- リベロの採用
大きなところはこの辺りでしょうか
ひとつずつ解説していきます
サーブエリアがなくなった
サーブでネットインが認められた
正直、このルール変更はあんまり納得いってない(笑)
テレビ放映で、試合時間の短縮の為にルール変更があったうちのひとつらしいが
ネットインでサービスエース!とか叫ばれても、なんか喜べない(笑)
・ボール取りに相手のエリアまで行ってもOK?
細かい事がよくわかりませんが、たまに相手コートの外側にボールが行ってしまった時に、ネットの下くぐったりして、相手コートの外側から自陣のコートに戻すのを見かけます。これも変更された理由はよくわかりませんが、なんかそーらしいです
サーブ権がなくても点が入るようになった
スコアが15点から25点になった
この二つは関連してるので、一度に書きますね。
これは試合時間の短縮が目的で設置されました。以前のようにサーブ権がある時だけ点が入るルールだと、やたら試合時間が伸びちゃう時があります。
これに関しては仕方ないのかなとは思いますが、よりミスをしない事が大事になってきたということですね。
リベロの採用
昔はピンチレシーバーなどで、後衛にいる時に交代していたりしていましたが
常に入れ替われるようなポジションとして、背が低かったりしてもレシーブ能力が高ければ、活躍できる機会が増えました。このルール変更はとても良い事だと思います。
常に出続ける為には前衛での仕事も求められますし、その時にはやはりある程度の高さは必要になってきます。
そして専門で役割が与えられる事で、レシーブ技術も格段に上がってきたように思います。
下半身であげてもOK
これって単なるルール変更というより、ボール蹴るんじゃない!と言われていた時代に育っているので、なかなか馴染めません。
え?蹴ってもいいの???って思いましたよ
ようやく最近慣れてきましたけど、蹴るのは下手だということはよくわかりました(笑)
用語も結構変わりました
オポジット
昔はスーパーエースと呼ばれていた時もありました。基本セッターの対角に入り、サーバレシーブをしないで、常に攻撃参加する役割があります。
バックアタックが効果的に使われるようになってから出てきたポジション名ですね。
昔はセッター対角は、ライトアタッカーとか呼ばれていました。
日本の女子バレーなどでは、東京オリンピックでは黒後選手がオポジットに入ってます。以前はサウスポーの長岡選手なども典型的なオポジットですね。
引退した新鍋選手もセッター対角に入って長年活躍していましたが、彼女の場合は守備面でも活躍して、オポジットとは少し違うかなという印象ですね。
世界を見ても、それぞれセッター対角にどのような選手を持ってくるかは違うようです。
男子バレーはジャンピングサーブ全盛で、レセプション(昔はサーブカット)の事を考えたら、また変わってくるかもしれませんね。
レセプション
昔はサーブカットとか、サーブレシーブとか言ってましたが、今はレセプションとか言うみたいです。しかも昔は基本的に全員でとりにいっていましたが、先程のオポジットなど守備をしない役割が出来たりで、3人で守るとか4人で守るなんてのが多くなりました。
自分も現役時代はサーブを返すのは苦手でしたねー。というか、全般的に下手でしたけど(笑)今は戦略的にサーブをいかに処理するかが大事なので、このあたりも変わっていく可能性がありますね。
ディグ
これはディグダグ(笑)
最初は聞いててなんだかよくわからなかったのですが、サーブを取るときはレセプションとか言うけど、スパイク(昔はアタック?)をレシーブすることを、ディグと言うそうです。ディグダグは関係ないと思います(笑)
一時期、特に男子バレーはスパイクされるとほとんど決まってしまって、ラリーが続かない時代がありました。まあ、あんなの取れねーよって感じでしたけどね。
でも、戦略やデータなどを駆使してか、最近はスパイクを拾ってラリーが繋がるケースが増えてきました。
レギュラーメンバーというよりは、リベロで入った人間が、ディグの能力を求められている感じですね。もちろん他の人も拾えないとダメなんですが😅
ブロックの戦略や、相手のクセなど、色んな要素があるのでディグする人だけじゃなくチームとしての対応が必要になってきます。
なので、ノーブロックで拾ったら、ディグというよりはただのラッキーです(笑)
アウトサイドヒッター
昔は、レフトアタッカーとか、ライトアタッカーとか言ってましたね。
もしかしたら、ライト(セッターの対角に入る人)は言わないのかもしれませんが、外側から走り込んでスパイクを打つ人という考え方で良いのかなと思います。
昔は高いトスをあげてそれを打っていましたが、今では殆どが低くて早いトスを打つ事が求められています。日本のように相手より高さで劣るチームは必須になりますね。
ミドルブロッカー
昔はセンターと呼ばれていました。現在解説などで活躍している川合俊一さんは、日本を代表するセンタープレイヤーでした。
当時、イタリアのエースだった、ゾルジ選手がインタビューで、あの川合の前髪を崩したいと答えていたのを思い出します(笑)
ブロックも結構止めていたので、そんな言葉が出たんだろうと思います(笑)
今の日本も川合俊一なようなセンタープレイヤーが出てきて欲しいですね。
あ、ミドルブロッカーでしたね(笑)
どうでもいい事ですが、ブロックだけじゃなくてクイックも打つのに、ブロッカーって呼ばれるのはなんか納得いかないです(笑)
Aパス、Bパス、Cパス
最初、Aパスって、Aクイック打てそうな返球って思ってました。まあ、そんなに間違ってませんが
Aパスは、ほとんど動かずトス
Bパスは、1〜2くらい移動してのトス
Cパスはセッターに返らないようなもの
だそうです。
サーブレシーブ(レセプション)の評価をする為の指標的なものとして作られたんですかね??
セット
さっきのところで、トスって書いてますけど、最近はセッターがスパイカーにあげるボールのことをセットって言うらしいっす。
トスでもいいじゃんって思いますが、なんなんでしょうね?
サンセットマッチとか言うから、ややこしくならないのかな?
他にもたーくさん変わってるのあると思いますが、疲れたので(笑)
また気が向けば書きますねー
戦略も大きく変わった
バックアタック
以前からバックアタックはありましたが、現在の主流は前衛と時間差のようなタイミングで使われるケースが多いです。
前衛にアタッカーが三枚いる状態で、さらにプラス一枚攻撃の選択肢が広がります。
逆にそこを封じるためにバックアタック要員をサーブで狙うという戦略も相手はとってきます。
オポジットはライトからバックアタックを狙う事が多いですが、アウトサイドヒッターはセンターからバックアタックをしてくる事が多いですね。
各チームごとに違いますし、ローテーションなども気にすると、より面白くなってきます。
ジャンピングサーブが主流
今では殆どの選手がジャンピングサーブ、もしくはジャンピングフローターサーブをメインに使ってきます。男子だと120km/hにもなるそうです。
まず、サーブでいかに崩すかが男子も女子も重要な戦略になります。
データバレーの時代に
今では珍しくありませんが、監督やコーチはタブレットを持ち、試合中でもスタッフからさまざまなデータがリアルタイムに送られてきます。
ブロックの位置や、レシーバーの位置など細かな指示が出せるようになります。
当然サーブで狙う位置なども、常にサーバーに伝えています。全てがデータ通りにはならない事もあるかと思いますが、戦略には大きな影響を与えています。
まとめ
改めてまとめてみると、結構変わってるんだなーと実感しました。
もちろん若い人にはピンとこない話だと思いますが、アラフォー、アラフィフ世代には響くのかなと思います(笑)