いまから約20年ほど前のことです。

私はある不思議な夢を見ました。

その夢はこんな内容でした。


私は、昔々のどこかの村にいました。

山の中の川の淵で、女官と思われる女の人が2〜3人ほどいて、大切な赤ちゃんを私は託されました。

私は町娘のような黄色っぽい色のカスリ柄のような着物を着ていて、その大切な赤ちゃんを、川の淵のようなところから抱き上げ、町の中を通り、どこかに運ぶ役目のようでした。

町の住人たちは何故か赤ちゃんのことを知っていて、『赤ちゃんのお顔を見せて見せて〜』と近づいてきます。

村全体がこの赤ちゃんを守らなければいけない。と思っている様子でした。


ここで目が覚めました。。

というより、ハッキリと覚えているのはここまでです。

赤ちゃんを何処へ運んだのだろうか?

とてもリアルな夢でした。


この夢の話を、友人のきょうこさんに話しました。


お母さん『その夢の女の人は、さくらさんではないですね〜。おっとりとした全く雰囲気の違う人ですね。』


キョロキョロ『言われてみればたしかに、自分だったような気がしない。。』

 

そして、記憶は定かではないのですが、私ときょうこさんは、仕事の休みの日に、きょうこさんの家の近くのイタリアンレストランでランチを楽しんでいて、その後、どこかに繰り出そうかということになり、私の運転で山の方にドライブしていると、前方上空に大きな渦巻き型の雲が現れました雲


お母さん『なんかわざとらしい雲だな〜』

と、きょうこさんは言いました。

とりあえず、渦巻き雲に誘われるがままに向かって行くと、、、ある小さな矢印が立っていて、

そこに、《鞍が淵》と書いてありました。


私たち二人はお互いに顔を見合わせ、

これは行ってみるしかないよね〜。。

と特殊任務かのような張り切り感丸出しでダッシュ


矢印に向かって進みました車

そして、わりとスムーズに到着!


鞍が淵

と書かれた看板に、

龍の子太郎が産まれた場所龍

というようなことが書かれていました。


ちなみに、この地域(長野県上田市)に伝わる龍の子太郎は、

小泉小太郎

という名前で伝えられています。

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西塩田村の独鈷山の頂に寺がありました。

その寺の若い住職の元へ毎夜、美しい女が通って来ました。

住職は彼女が何処から来るのか不思議に思い、ある晩、彼女の衣服に糸をつけた針を刺しておきました。


翌朝、住職は糸を辿って行くと、川の上流にある鞍が淵の洞窟に辿り着き、その中を覗くと、


赤子を産もうと苦しんでいる大蛇がいたのです!


住職は驚き、一目散に逃げ帰り、出産を終えた大蛇は正体を知られた恥ずかしさで死んでしまいました。


赤子は、小泉村の老婆に拾われ、小太郎という名前がつけられ、大切に育てられた。

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龍の子太郎誕生のお話でした。


びっくり住職さんが父親?


話しは鞍が淵に戻ります。

私と友人のきょうこさんは、小川(産川)の流れる林道に入っていきました。

大きな岩があったり、小川に掛かる橋があり、思ったよりも綺麗に整備された観光名所のような感じでした。



そして、岩の間の隠れたような窪みがあり、その場所を見た瞬間、私は、、、


びっくりあっびっくりマークびっくりマーク


すぐに気が付きましたダッシュ

夢で見た赤ちゃんを渡された場所だっ!


私は夢に出てきた光景を思い出し、本当に驚きました。びっくり


隣にいたきょうこさんに伝えると、

お母さん『へぇ〜。さくらさんが龍の子太郎を育てた老婆なんだ〜』

と、くすくす笑い出しました笑い


え〜ガーンあせる


そして、、、


お母さん『昔ばなしというのは、案外そんなものなんだよ〜。龍の子太郎は命を狙われている帝の隠し子だったのかもね。』


びっくりお〜!!

よくある中国や朝鮮などの時代劇のようなお話しですね〜びっくりマーク


しかしアセアセ

私の見た夢は一体なんだったんだろう❓

なぜ❓

鞍が淵に呼ばれたのだろうか❓


きょうこさんは、

お母さん『気にしない気にしない気づき


たいしたことではない。。。とのこと汗


未だ謎のままでございます。


鞍が淵です。↑(写真お借りしました。)

さくらますみ桜