友人のきょうこさんの霊視シリーズも6話目になりました。
さて、前回のお話しの締めに、きょうこさんの恋愛事情についてちょっと書きましたが、きょうこさんという人は、知り合って20年以上になりますが、一度も男性に興味を持ったような素振りも話題もありません。
以前、きょうこさんに『どんな男性が好きなの❓』と聞いてみたところ、、、
『○☓☆*麻呂』←平安時代の人の名前で
えっ⁉誰ですか?
生きているひとじゃないよ
という感じでしたし、とにかく地球上で生きている男性には興味がない様子
ア然とした記憶があります。
そんなきょうこさんと出会った頃は私もまだ若く、恋愛で悩んだりする年頃でした。
ある日、きょうこさんが私に近づいて来て小さな声でこう言ったのです。
『あの〜失礼ですが、幽霊とか信じますか❓実は私、視えるのですが、〇〇さんに気を付けて下さい。』
と言うのです
えっ
その〇〇さんと昨日、言い争いをしたばかりでした。。。
『実は昨日言い争いをしてから体調が悪いんだけどそのせいですか❓』
と聞くと、、、
『はい‼とにかく〇〇さんとは関わらない方がいいですよ。』
と言われ、私はきょうこさんに対して、けっこうビビりましたが、洗脳されたように(笑)素直に従いました。
その後、仕事場の休憩室で雑誌を見ているときに、南米の景色が載っていたので、、、
『私は前世、南米に住んでいたと思う。だって凄く懐かしく感じるから。』
こんなことを話していると、
急に横から、、、
『違いますね〜南米てはなく、その辺の山です。』
と急に横から声がして、見ると、またきょうこさんでした
『あっ先日はどうも〜。。。えっ⁉その辺て、戸隠山とか黒姫とか飯綱のこと⁉』
『はいそうです夢をこわしてごめんなさい。でも南米にはいたことがないですね。。。山の感じが似てるだけです。』
その時、私はこういう顔になりました。
きょうこさんいわく、同じところに住んでいた人たちが同じように同じ場所に集まっている
と言うのです。
『私もいたよ〜』
きょうこさんは前世の記憶があるらしく、時々、間違えて前世の名前で呼んでしまうとか
(前世と同じ名前の人もいるらしい)
そして、
『あの人たちはまた再会できたのか〜』
『またあの人たちはケンカしてる。変わってないな〜』
などと、ひとりで密かに見ているとのことです
ちょうどその頃、私はある人と出会い、とても悩んでいましたので、思いきってきょうこさんに相談してみました。
『実は私、恋愛で悩んでいるんです。』
すると、きょうこさんはこう言いました。
『あ〜えっと〜どっちの人かな?』
えっ
どっちってなに?
『前世、さくらさんが付き合ってた人は2人近くにいるから。』
その時、私に近づいて来ている男性は2人いました。
一人は職場のちょっとお偉いさんのMさん。
回りの人に、
『こういう女とは絶対に結婚するなよ』といつも私のことをディスる人で、うっせーわ
という感じで、恋愛感情は一切ありませんでした。
もう一人は、Hさん。
私はHさんが好きでした。
本当にドラマのような出会いでした。
私とHさんは、出逢った瞬間、お互いジーッと見つめ合ったまま暫く動けませんでした。
そして、私たちは、なぜか首をかしげ……そのまますれ違い、同じタイミングで振り向き、またお互い首をかしげたのです
この感情は一体何だろう?
悲しい?嬉しい?辛い?やっと会えた?
自分ではない別の誰かの感情のような気もしました。
神様のいたずらかと思えるほどの勢いで、私とHさんの関係はあっという間に進んでしまいました
でも
問題だらけの交際でした。Hさんは人としても問題あり、周りからも大反対され、、、すぐに後悔しました。
一番の問題は私の感情でした。
2度と会えなくなるかもしれない
いつも胸騒ぎがするのです
『仕方ないですよ、前世ではHさんは突然行方不明になって450年ぶりくらいたってますから。あの時のさくらさんは可哀想でした。そう簡単には別れられないと思いますよ。』
きょうこさんの言葉に本当にその時のことが思い出されるほど真実味がありました。
つづく。
阿蘇山が噴火する前日、頭痛、イライラ、動悸の症状で更年期のお年頃が原因かと思い、初めて命の母を購入。
翌日、噴火のせいだったのかと原因判明。
火山の噴火や地震の直前に体調に異変があることってありませんか❓
さくらますみ